六拾 ページ15
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無惨「その時は私がお前の屋敷に乗り込む。」
『それは辞めて??』
無惨「なら私を待たせるな。」
相変わらず我儘だなぁ。顔良いから許すけど←
『で、何でいるの?』
無惨「先日私の部下二人に血を分けたと聞いた。」
『うん。あ、ダメだった?』
無惨「それは構わんが、彼奴らがあれ以降人の血肉を不味いと感じ喰わなくなった。」
『え?!僕の稀血のせい?!』
待って?鬼って人の血肉を喰って強くなるんだよね?
てか食事しなくて大丈夫なの?!死なない?!え?!
無惨「恐らくな。だが、力は衰え無い。それよか増していくばかりだ。」
『怒ってる……?』
無惨「別に。」
良かった……
『あー。いる?むーちゃんも』
無惨「むーちゃん……?」
『あ。』
やった……やってしもた……!!
否この前心の中だけだって決めたばっかだよね?!
口に出してどうするの僕!!
殺される……!死ぬやつだコレ!!
無惨「別に構わん。」
『ほんと?』
無惨「他の奴なら容赦無く殺すがな。」
童磨達がむーちゃんが僕の事を気に入ってるって言ってたの本当だったんだ。
てか普通に嬉しい。こんな格好良い人と友達なんて。
人では無いか。
『ありがとう』
無惨「ふん。それで?」
『ああ、むーちゃんの部下二人は僕の血を飲んだから上司のむーちゃんも居るかな?って。
でも血肉が喰え無くなるのはダメだよね?』
ぶっちゃければもう人殺さないで共存する事出来ないかな?
無惨「試しに飲んでやる。」
そうむーちゃんが言ったので、累や童磨達の時みたいに日輪刀を取り出そうとした。
けど、むーちゃんにその必要は無いと言われ、僕の肩に手を置いた。
そして、もう片方の手で隊服の釦に手を掛け、慣れた手つきで二つ目迄外した。
『……むー……ちゃん?』
そのままむーちゃんは僕の服をはだけさせ、首元に顔を近付けた……。
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月15日 9時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - この小説の続編から飛べませんか?無理なら、Googleとかから占いツクールを検索して弐から続編へ飛んでみてください! (5月28日 9時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - コメント失礼します!こちらの作品はもう全て見たのですがこの作品の参が見れなくて…どうしたら見れますかね…? (5月28日 0時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
Negro - 五拾漆の下らへんの部下の字が部活になっとるぞ!? (2020年5月8日 16時) (レス) id: 16e8b32db3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 五月雨雫さん» はい、ありがとうございます!すみません!五月雨雫さんの作品なのに・・・。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月22日 22時