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デンキ「124話だよ!」 ページ10

オボロside




ナルト「凄い力、って……」


ボルトのその一言を聞いて、お父さんはみるみる内に焦った顔になっていった。
そして思いっきりボルトの肩を掴んで、


ナルト「お前、まさかとは思うが封印の書とか持ち出したりしてねーだろうな!?」


と、問いただしていた。

隣にいた私に、ボルトは顔を向けて何それ?という顔を向けてくるので、苦笑いを浮かべて首を傾げる。
お父さんの必死の形相にボルトは私と同じように首を傾げる。


ボルト「オボロ。フーインノショって何だってばさ」

オボロ『さぁ……初めて聞いたけど…。シカマルさん、封印の書?って何ですか?』

シカマル「禁じ手とされるヤバい術ばっかりを集めた巻物のことだ」


だって、とボルトに言うと、ボルトは顔をしかめた。
……ありゃりゃ、ご機嫌ななめだ。

でも、そんな如何にもヤバいですよっていう私たちのようなアカデミー生が聞かないような巻物の心配をどうしてお父さんが?
情報が無いって知ってると思うのに。

パチパチと何度か瞬きをして考えていると、


ボルト「何で俺がそんなの盗まなきゃなんねーんだよ!」


とボルトが言った。


オボロ『それに、お父さん。私たちみたいなアカデミー生にそんな大変な巻物の情報が行き渡るハズがないよ。私もボルトも初めて聞いたもん。
……それとも、前科持ちの人がいる、とか?』


口元に人差し指を添えてもしかして、とでもいうように問いかければお父さんは肩を跳ねさせた。
……居たんだね。

お父さんの反応を見たボルトは、そんな奴と一緒にすんなよ!と口を尖らせた。


ナルト「そ、そうだな。そいつはとても酷い奴だってばよ。父ちゃんの……そいつの話は忘れてくれ!」

オボロ『……ボルト。この話はお父さんの言う通り忘れようか』


ポンッとボルトの肩に手を置きながら言うと、おう?と不思議そうにしながらも頷いた。

……………お父さん。火影のお仕事、頑張ってね。

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儚奈(プロフ) - 十六夜さん» お久しぶりです! 今度は想像で、全員が上忍になった後などを書いてみようかな、と思っています! 更新が遅くなる一方で、二月になんてほとんど出来ないと思いますが、今後も読んで頂けると嬉しいです……(^_^;) (2018年12月23日 20時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 儚奈さん» お久しぶりです久し振り更新で嬉しいです!輪廻祭編私も好きで続きとかあったら楽しみにしています。 (2018年12月23日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - いえいえ!わざわざありがとうございます! (2018年11月20日 17時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - あほうどりさん» 判って頂けて嬉しいです!これからは特徴などで通じるように工夫しますね(^ ^;) (2018年11月20日 17時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - ああ〜あのこか! (2018年11月20日 16時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:儚奈 | 作成日時:2018年2月6日 21時

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