番外編 ページ41
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三十分にも及ぶ激戦の末、軍配が挙がったのは………。
オボロ『終わっ、たぁ〜……』
シカダイ「一週間は動きたくねぇ……」
ミツキ「チャクラ切れた」
シノ「良くやった。お前達の勝ちだ」
オボロ率いる、シカダイとミツキを班員とした第2班だった。
天声を纏うという荒治療を施すことで何とか勝利を掴んだ第2班。
第1班は不服そうだが、認めるしかないよな、と何やら複雑な顔をしている。
すると、お前達よくやった、と七人に声が届いた。
ボルト「父ちゃん!」
オボロ『火影様か七代目だよって言いたいけど……もうお父さんでいいかな』
シカダイ「そこまで言ったら投げやりにならないで止めろよ」
へとへとなオボロはいつものように注意しようとしたが、疲れてまともに話すのも怠いらしく、唸りながら寝転がっている。
ナルト「天声はチャクラを結構食うからな」
オボロ『大食らい……』
「うっせぇな!」
悪かったよ!と悪態をつきながら煙から出てきたのは木ノ葉の守り神こと天声。
その姿を現した事にはナルトとシカマルも驚いてはいたが久しぶりだなと嬉しそうに話しかけた。
天声「お前の里の餓鬼は人遣いが荒いったらありゃしねぇ。もうちょっと躾をしたらどうだ?」
オボロ『毎日不知火に叱られてる人の言葉とは思えないね』
天声「それは別だ」
オボロ『いーや、一緒だね』
すっかり慣れたもので、オボロも天声達と言い合いを出来るくらいフラットな関係となっている。
それを微笑ましそうに見るのは何も保護者だけではなく、彼女を心配している幼馴染も含まれていた。
彼女の幼馴染み兼恋人であるいのじんも手すりに凭れながら楽しそうに眺めていた。
参観日は、その後火影からの講評を受け、お開きとなった。
どの家でもわいわいと参観日の話で持ち切りになり、それはうずまき家も同様だった。
火影の職務を終わらせた父、ナルトが早く家に帰り久々に家族五人で食卓を囲んだのだそうな。
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儚奈(プロフ) - 十六夜さん» お久しぶりです! 今度は想像で、全員が上忍になった後などを書いてみようかな、と思っています! 更新が遅くなる一方で、二月になんてほとんど出来ないと思いますが、今後も読んで頂けると嬉しいです……(^_^;) (2018年12月23日 20時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 儚奈さん» お久しぶりです久し振り更新で嬉しいです!輪廻祭編私も好きで続きとかあったら楽しみにしています。 (2018年12月23日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - いえいえ!わざわざありがとうございます! (2018年11月20日 17時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - あほうどりさん» 判って頂けて嬉しいです!これからは特徴などで通じるように工夫しますね(^ ^;) (2018年11月20日 17時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - ああ〜あのこか! (2018年11月20日 16時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:儚奈 | 作成日時:2018年2月6日 21時