番外編 ページ38
勉強が落ち着いたので更新を再開します!
お待たせしてすみません( ̄▽ ̄;)
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オボロside
オボロ『…………嘘』
シカダイ「安心しろ。嘘じゃねぇ」
オボロ『班長嫌ぁぁ!!』
ミツキ「仕方ないよ。オボロ以外に適任の人が居ないんだから」
オボロ『う〜……』
拒否を諦め渋々認めると、先生がまた説明を始める。
班長が倒された時点でそのチームの負け。また、制限時間以内に拘束しきれなかったら、人数の少ない方の負け。
……圧倒的不利ではあるから、気を抜けば一瞬でやられてしまう。
シノ「では、これより演習を始める」
その一声に全員が体制をそれぞれの動きやすいものへと変え、ほとんどが前のめりになる。
シノ「よーい」
足が砂を削る音がする。
全員の集中が一点に注がれる。
心の中で3、2、1とカウントをし、
オボロ『(……0)』
シノ「始め!」
始めのスタートが切られる。
それぞれが違った行動を取ったが、相手の心中は同じらしく。
ボルト「オボロ、勝負だってばさ!」
サラダ「悪いけれど、負けて頂戴!」
イワベエ「こんだけ囲まれりゃ逃げ道もねぇだろ!」
ワサビ「オボロを倒せば勝ちだもんね!」
オボロ『わぁぁぁ!?』
一気に此方に迫ってきた。
特に早かったのはワサビで、他がまだ10m以上はある距離を一瞬で詰めた。
オボロ『……っと!』
蹴ろうと繰り出された脚をギリギリで避けそのまま軽く雷を帯びさせた腕で掴み、軽い麻痺になる程度に調節してから壁に向かって投げる。
今度来たのはサラダ。その次にはイワベエ。
ボルトはその後ろから影分身を引き連れて走ってきている。
三人同時はややキツいと思いながらも構えると、イワベエが横から吹いた突風で吹き飛ばされた。
見ると、ミツキが印を結んでいる。
オボロ『ミツキ!』
ミツキ「イワベエは僕が相手をするよ。オボロはそっちに集中して」
地面を踏み切り、イワベエと対峙するミツキ。
今度はサラダが足下を見て飛び退いた。
シカダイ「じゃあ、俺はなるべく二人相手に頑張るわ」
オボロ『ワサビは幾分か捕まえやすくなってるから』
突っ込んできた分身を投げ飛ばしてから助言を加えると、丁度3グループに分かれる。
其処の勝ち負けは判らないけれど。
オボロ『(これはこれで集中出来る…かな)』
久々とも云えるボルトとの組手。
密かに心が踊っているのは不謹慎かも知れないが事実なのである。
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儚奈(プロフ) - 十六夜さん» お久しぶりです! 今度は想像で、全員が上忍になった後などを書いてみようかな、と思っています! 更新が遅くなる一方で、二月になんてほとんど出来ないと思いますが、今後も読んで頂けると嬉しいです……(^_^;) (2018年12月23日 20時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 儚奈さん» お久しぶりです久し振り更新で嬉しいです!輪廻祭編私も好きで続きとかあったら楽しみにしています。 (2018年12月23日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - いえいえ!わざわざありがとうございます! (2018年11月20日 17時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - あほうどりさん» 判って頂けて嬉しいです!これからは特徴などで通じるように工夫しますね(^ ^;) (2018年11月20日 17時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - ああ〜あのこか! (2018年11月20日 16時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:儚奈 | 作成日時:2018年2月6日 21時