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ワサビ「128話だな」 ページ14

オボロside




オボロ『は、ハナビ姉さん……!苦しいってば!』


ポンポンと軽く肩を叩くと、力は緩めないままごめんごめん!と謝ってくる。
……分かってはいたけれど何言っても無駄なやつだなぁ、コレ。
諦めてされるがままになっていると、気が済んだらしく、数分後に漸く解放された。

はしゃぐヒマワリと、息を少し乱した私たち双子。
私とボルトはヒマワリへ、元気だなぁ、と感心せざるを得ない。


オボロ『ふぅ……』

ハナビ「オボロ、また稽古をつけてあげましょうか」

オボロ『うん!』

ハナビ「相変わらず修行熱心ね〜!」


嫌いじゃないわよ〜?とまたもや抱き着かれるが、今回は先程のようにギュウギュウという圧迫されるようなものではないのでえへへ〜、と終始頬が緩みっぱなしだった。









ヒアシ「……却説。改めて良く来た。白眼について…だったな?」


その声を背後に聞きながら、ハナビ姉さんとヒマワリと縁側に座ってお茶をする。
ヒマワリはお茶が苦いと言って一口飲んだら置いてしまったから、代わりに私が飲む。


ハナビ「あ、そうだ。オボロもそろそろ年頃の女の子よね〜?」

オボロ『え?……あぁ、まぁ、それくらい、かな?』


年頃がどれくらいを差すのかは判らない為に、首を傾げながら返す。
すると、


ハナビ「そろそろ恋愛事に興味は無いのかしら?」


と意味深な笑顔を浮かべて顔を近付けてきた。

………やっぱりこういう話題になったらこうなるんだね。
んん〜…まぁ……言ってもそんなに怒られないだろうし…アカデミーでなんてからかわれるあまりに先生にまで知られているレベルだし…。
いやでも……。


オボロ『…興味はある、かな』


言わない方が吉と見た。


ハナビ「興味だけ〜?」

オボロ『興味だけ』

ヒマワリ「何のお話?」

オボロ『ヒマも大きくなったら必ず経験する事のお話だよ〜』


そう頭を撫でると、そうなの?と首を傾げたのでそうなの、と返してさらに撫でた。

ヒマワリ「129話だよ!」→←なみだ「127話だよ!」



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儚奈(プロフ) - 十六夜さん» お久しぶりです! 今度は想像で、全員が上忍になった後などを書いてみようかな、と思っています! 更新が遅くなる一方で、二月になんてほとんど出来ないと思いますが、今後も読んで頂けると嬉しいです……(^_^;) (2018年12月23日 20時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 儚奈さん» お久しぶりです久し振り更新で嬉しいです!輪廻祭編私も好きで続きとかあったら楽しみにしています。 (2018年12月23日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - いえいえ!わざわざありがとうございます! (2018年11月20日 17時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - あほうどりさん» 判って頂けて嬉しいです!これからは特徴などで通じるように工夫しますね(^ ^;) (2018年11月20日 17時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - ああ〜あのこか! (2018年11月20日 16時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:儚奈 | 作成日時:2018年2月6日 21時

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