なみだ「１２７話だよ！」 ページ13
オボロside
オボロ『相変わらずおっきいね〜…』
家で簡単に荷造りを済ませ、今はお母さんの実家、日向宗家の門の前。
お母さんは家でお留守番。
そして、シカマルさんの粋な計らいでお父さんは私たちの付き添いとして着いてきた。
オボロ『お父さん。お仕事は大丈夫？』
ナルト「あぁ。オボロも来る必要はねぇんだぞ？」
オボロ『お祖父ちゃんやハナビ姉さんに挨拶をしておきたいし、明日くらいには姉さんに技を見てもらうから』
近いうちには来るつもりだったんだ、と云うと、お父さんは安心したようにそうか、と表情を崩した。
ボルトの顔を見ると、苦手なんだよなぁ…という顔をしている。
そりゃあこんな威圧的な家は少し怖いよね……。
門の上を見ていると、
「何が苦手なのだ？」
と背後から声が聞こえた。
驚いて振り返ると、厳格と責任感が擬人化したような人影が。
間違いなく私たちの祖父、日向ヒアシ様だ。
つい姿勢を正してしまう程の威圧感に、少し表情が強ばる。
しかし、そんな空気も長くは続かず。
ヒアシ「おおおぉぉぉおぉ！よう来たよう来た二人とも！！」
ボルト「うわっ！？」
オボロ『わぁ！？』
ヒアシ様こと、お祖父ちゃんに力一杯抱き締められた。
ヒマワリ「ヒマもいるよ〜！」
ヒアシ「おぅおぅ、ヒマワリぃぃぃ！お前もよう来たのぅ！！」
そう言って、孫を三人一気に抱き締めるお祖父ちゃん。
ボルトは恥ずかしがり、ヒマはきゃっきゃとはしゃぎ、私は苦笑いを浮かべる。
ここまで反応が違う兄妹も珍しいだろう。
三人でお祖父ちゃんにされるがままになっていると、
「うちに入る前から気の早い歓迎はそのくらいにしてあげて、父様」
開く門から若い女性の声が。
そっちを見ると、
オボロ『ハナビ姉さん』
私たちの叔母に当たるハナビ姉さんが。
ちなみに、叔母ではあるけれど若々しい風貌からとてもそうは思えないので(少なくとも私は)姉さんと呼んでます。
そして、渋々と離れたお祖父ちゃんの次は、
ハナビ「三人とも、ハナビお姉ちゃんよぉぉぉぉぉ！」
とハナビ姉さんが抱き付いてきた。
これには流石のお父さんも苦笑いである。
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儚奈(プロフ) - 十六夜さん» お久しぶりです！ 今度は想像で、全員が上忍になった後などを書いてみようかな、と思っています！ 更新が遅くなる一方で、二月になんてほとんど出来ないと思いますが、今後も読んで頂けると嬉しいです……(^_^;) (2018年12月23日 20時) (
レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 儚奈さん» お久しぶりです久し振り更新で嬉しいです！輪廻祭編私も好きで続きとかあったら楽しみにしています。 (2018年12月23日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - いえいえ！わざわざありがとうございます！ (2018年11月20日 17時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - あほうどりさん» 判って頂けて嬉しいです！これからは特徴などで通じるように工夫しますね(^ ^;) (2018年11月20日 17時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - ああ〜あのこか！ (2018年11月20日 16時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：儚奈 | 作成日時：2018年2月6日 21時
