黒ツチ「１０８話だぜ！」 ページ39
オボロside
オボロ『え？いや、何…は？』
ワサビから手渡された手紙の中は、私の名前でビッシリと書き埋められていた。
それに加えて写真まである。
そして、その写真の半分以上が私がいのじんと一緒にいる写真だった。
……もしかしてマギレさんが…？
昨日のあれでやはり傷付き、フってしまった私を恨んでいるのか。
ワサビ「捨てた方がよかった…よな……」
なみだ「朝からごめんね」
オボロ『……や、大丈夫だよ』
これは間違いなく私のせいだろう。
オボロ『こればっかりはね』
昨日、傷付けてしまった私の責任だ。
いのじんside
いのじん「昨日告白された！？」
ボルト「お、おう……いのじん顔が怖ぇってばさ……」
朝会った時に明るい顔してたけど……昨日そんなことがあったの！？
その事を知らなかった僕とデンキ、イワベエは三人で目を見開いた。
デンキ「で、で！オボロちゃん何て言ったの！？」
シカダイ「自分には想う人がいるから気持ちには応えられません、だとよ。
あそこまでちゃんとフるとは思ってなかったけどな」
ミツキ「誠実さが分かるよね」
いや、うん。
オボロは誠実で温厚でお人好しで世話好きで………まぁ纏めると優しくて。
普通に可愛いと思うし。
チラッとオボロの方を見ると、ワサビとなみだと三人で話していた。
仲が良いな、と思いかけた思考はオボロの不安げで暗い表情を見て違うと思った。仲が良いのは否定しないけど。
イワベエ「おい。いのじんどうしたんだ？」
いのじん「いや………あれ…」
オボロの方を見ると、一気に全員が首を傾げた。
シカダイ「何か変だな」
デンキ「もしかして、またストーカーの件で何かあったとか？」
ボルト「いや、それも昨日解決したことだし……」
いのじん「どうだろ……」
本当に、解決してたのか？
いのじん「……相手は納得してたわけ？」
そう言うと、その場に居合わせていた三人は怒ってその場から立ち去ったって言った。
……もう少し、警戒する必要があるかも知れない。
拗らせた片想いって、嫉妬よりも醜いんだからオボロが危ない。
前のオボロが倒れた時、今度こそは護りたい。護らせてほしい。
そう思ったんだ。
だから、今度こそ。
いのじん「(無理も、泣かせることもさせない)」
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儚奈(プロフ) - 松本まっそさん» いらっしゃい！w (2018年4月9日 18時) (
レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
松本まっそ(プロフ) - 見に来たよ! (2018年4月9日 18時) (レス) id: 2bbab13190 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます(〃ω〃) 亀更新でも頑張るのでよろしくお願いします！ (2018年2月8日 20時) (レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
名無し - おめでとうございます。読んでいるだけでドキドキしちゃいます笑笑これからも頑張って下さい。 (2018年2月8日 19時) (レス) id: f41a8eeba0 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - 八つ橋さん» いつもありがとうございます。最近はとても寒いですから、体調を崩さないようにしてください！ (2018年2月5日 20時) (レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：儚奈 | 作成日時：2017年9月23日 17時
