テマリ「９７話だ」 ページ18
ボルトside
シカダイ「オボロにストーカーか〜……」
ミツキ「まぁ、分からなくもないよね。彼女、美人だし」
ボルト「でもこそこそやるんなら正面から告白しろって思うんだよな〜」
オボロをいのじんに送らせて、ストーカーを探すこと30分。
それらしい人影も物音も何一つ聞こえることなく辺りの捜索を終えた。
アイツが嘘をつくとは思えねぇから本当なんだろうけど、白眼で一回見たけど見つからなかったっていうのが気に入らない。
白眼は透視も出来るから隠れ蓑の術だって見破れるハズなんだけどな。
もっかいよく探してみようと思っていると、シカダイが切り上げるか、と言った。
シカダイ「オボロも体調悪いって言ってたし、こっちも心配だけど帰るか」
ボルト「だな！」
ミツキ「あ、僕はちょっと用事あるからこの辺で」
ボルト「じゃ、また明日な！」
ミツキと別れて、シカダイとも別れて家に帰ると、母ちゃんが珍しく出迎えに来なかった。
多分オボロについてるんだろうな〜、と思って靴を脱いでいると、母ちゃんやヒマワリとは別の靴があることに気付く。
この靴、いのじんのだな。
と一目で分かるのも、最近はオボロがいのじんのことを好きだと言い始めたので観察していたから。
直接オボロの部屋に行くと、丁度部屋を出ようとしていたいのじんとばったり会った。
ボルト「オボロ運んでくれてサンキューな！」
いのじん「うん。全然大丈夫だよ。それより、オボロ熱が結構あるみたい」
そう言いながらベッドで横になっているオボロに視線を移すいのじん。
その顔はまさに心配していますと訴えている。
そのいのじんの肩に腕を絡ませて、オボロの部屋から引きずり出すと、
ボルト「んで、どうだったんだよ？」
とニヤニヤ顔で訊ねる。
すると、顔を真っ赤にして何もないよ！と言い返された。
ボルト「ま、俺はいいけどよ、今回みたいにストーカーするほどコイツ好きな奴もいるんだから、うかうかしてたら取られんぞ？」
いのじん「……そんなの分かってる…」
言われなくても分かってる、と言い直したいのじんは、もう帰るよ。と言って家を出た。
ボルト「ま、オボロがいのじん以外好きになるなんてねーだろうけど！」
あんま他人のこと知らなかったけど、こういう見守るのもなんか楽しいな！
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儚奈(プロフ) - 松本まっそさん» いらっしゃい！w (2018年4月9日 18時) (
レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
松本まっそ(プロフ) - 見に来たよ! (2018年4月9日 18時) (レス) id: 2bbab13190 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます(〃ω〃) 亀更新でも頑張るのでよろしくお願いします！ (2018年2月8日 20時) (レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
名無し - おめでとうございます。読んでいるだけでドキドキしちゃいます笑笑これからも頑張って下さい。 (2018年2月8日 19時) (レス) id: f41a8eeba0 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - 八つ橋さん» いつもありがとうございます。最近はとても寒いですから、体調を崩さないようにしてください！ (2018年2月5日 20時) (レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：儚奈 | 作成日時：2017年9月23日 17時
