ヒマワリ「９２話だよ〜！」 ページ13
Aside
シカダイ「それ、ボルトには言ってねーのか？」
A『ボルトに言ったらそれこそ過保護になって大事だよ？』
シカダイ「そうだけどよ……」
呆れからか疲労からか、眉を寄せ、顔を片手で被いながらため息をついたシカダイは、こちらをチラリと見てまたため息をついた。
A『？』
シカダイ「ま、いいけど」
そして視線をボルトに移したシカダイは、また、あ、と声をあげる。
シカダイ「お前、なんで俺らのとこ来たんだ？」
あ、言うの忘れてた。
自分の持ってるクナイと皆に渡してるクナイって、実を言えばペアがあるんです。
そして、その相手のチャクラの流れが穏やかならマーキングの部分は青い綺麗な波紋が見られて、異変があれば波打つように乱れる。
けど、今回はただの異変じゃなかった。
A『……チャクラの波紋が…』
シカダイ「？」
A『波打つどころか、揺れ一つ無かった』
シカダイ「それって異常なのか？」
首を縦に振ると、ふーん？と言った。
それに、と付け加えれば、まだあるのかと言わんばかりの目を向けられる。
A『マーキングの縁が、さ？……黒ずんでた』
ポケットからクナイを出して、ここが、と指差すと、いよいよシカダイの顔が変わった。
波紋が乱れることはあってもここまで大きな異変があったのは初めてだから。
シカダイ「…何で来たんだ？」
A『ん〜……自然と飛んでたって感じかな〜…』
変でしょ？と言うと、シカダイはだな、頷いた。
それから二人で話していると、最初にミツキが起きた。
A『ミツキ、大丈夫？』
ミツキ「うん。そっちこそ、あんな術使って大丈夫だった？」
A『二、三日くらい包帯巻いて冷やせば大丈夫だよ。ありがとう』
まだ濡れた服で地面に座るミツキ。
前に薪を置いて、また雷遁で火を起こすと、一瞬驚きはしていたもののすぐに笑顔で会釈をしてくれた。
A『そういえば、ミツキって何で沈んでたの？』
ミツキ「ちょっとチャクラがもたなくて」
A『そっか〜』
火に当たりながら話していれば、ミツキも案外悪い人じゃないことが分かった。
………中で天声が騒がしいのは頂けないけどね……。
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儚奈(プロフ) - 松本まっそさん» いらっしゃい！w (2018年4月9日 18時) (
レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
松本まっそ(プロフ) - 見に来たよ! (2018年4月9日 18時) (レス) id: 2bbab13190 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます(〃ω〃) 亀更新でも頑張るのでよろしくお願いします！ (2018年2月8日 20時) (レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
名無し - おめでとうございます。読んでいるだけでドキドキしちゃいます笑笑これからも頑張って下さい。 (2018年2月8日 19時) (レス) id: f41a8eeba0 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - 八つ橋さん» いつもありがとうございます。最近はとても寒いですから、体調を崩さないようにしてください！ (2018年2月5日 20時) (レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：儚奈 | 作成日時：2017年9月23日 17時
