ヒナタ「６７話よ」 ページ22
Aside
悲鳴を上げる女子と、ニタニタ笑いが止まらない男子。
……これは馬が合わない訳だね…。
はぁ、とため息をついて女子の方を見ると、いのじんが出した超獣戯画の蛙がドロドロと溶けていることが分かる。
いのじん「やっぱり父さんみたいにはいかないか」
シカダイ「そろそろ潮時だな」
シカダイが見つからないように音を殺して走っていったのに着いていくと、目の前に次はチョウチョウたちが現れた。
すると、次には後ろにサラダたち。
チョウチョウ「あちしたちから逃げられるとでも思ってるの〜？」
シカダイ「…だってよ、A。どうするよ」
A『……押し通るしかないでしょ…！』
もう制限なんて関係ない！
クナイを一気に十ヵ所に投げて何処に飛ぶか分からないようにする。
それを見た皆は、至るところのクナイ全てに手裏剣を構える。
バレないようにクナイとクナイを弾き合わせて女子の後ろにもちゃんとある。
ボルト「……行くぞ！」
シカダイといのじんはジャンプして壁際から、ボルトは女子の下から。
三人が通りすぎそうになったところで瞬身の術を発動する。
すると、女子たちから数十メートル離れた位置に。
振り返ると、女子たちはしまった、というような顔をしている。
三人は抜けてきたけれど、デンキを中に取り残してしまった。
如何様にして助けよう、と考えていると、手裏剣が大量に飛んできた。
いのじん「A！行くよ！」
A『で、も……デンキ…』
これでは埒があかないと思ったのか、いのじんはごめんね、と一言謝罪をして私を抱き上げた。
……ちょぉぉぉぉ！待って！待って……！
これって所謂姫抱きというものですか……！？
A『い、いの……！お、おお下ろし…！』
いのじん「ちょっとだけ我慢してってば！」
そのまま走るいのじんに、これは訴えても無駄かも、と察して途中から反抗の意思は無くなった。
……にしても、いのじんってこんなキャラだったかな？
初めて会ったときは顔真っ赤にするくらいの人見知りだったと思うのに…。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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儚奈(プロフ) - 夢乃さん» 読んで頂けて嬉しい限りです！受験勉強も落ち着いたのでこれから沢山更新していきますね！お褒めの言葉を頂けて光栄です(^_^*) (2019年3月10日 23時) (
レス) id: 474b6fc94d (このIDを非表示/違反報告)
夢乃(プロフ) - 最近読み始めたばかりですけど面白いです！パクリをする輩はちょっと消えて欲しいですね。続きも読んでいきたいと思います！投稿頑張ってください！ (2019年3月10日 20時) (レス) id: 290cb04fd9 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - あほうどりさん» ありがとうございますw ミツキは無意識で色々と爆弾発言をするイメージがあって…(^_^;) キャラに少しでも近付いているようで嬉しいです(*^^*) (2018年11月23日 20時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - 凄い(笑)めっちゃミツキが、それっぽい(笑) (2018年11月23日 19時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - レオさん» ですよね(*≧∀≦*) 書いてて楽しいです！ 読んでくださりありがとうございます！ (2018年3月28日 13時) (レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：儚奈 | 作成日時：2017年8月10日 22時
