ボルトの双子の妹は恋を知る 【BORUTO】

ハナビ「６５話よ！」 ページ20

Aside




い、い、いのじんに………！
抱きついてしまった……！
え、抱きつきフェチなのにそれくらい耐えて？
正面からなんて初めてなんですよぉぉぉ！！((荒ぶってます))

頭を抱えて脳内で悶え狂っていると、トントンと肩を優しく叩かれた。


シカダイ「お前大丈夫かよ」

A『し、シカダイぃ〜……』

シカダイ「どうしたんだよ？さっき何かあったか？」


シカダイ察しがいいね。

コクンッと小さく頷くと、はぁ、とシカダイはため息をついた。
……私、呆れられるようなことした、かな…？


シカダイ「……話は後で聞いてやるから、今はちょっと俺の話聞いてくれねーか？」

A『やっぱりシカダイ好き〜……』

シカダイ「誤解されるからやめろ！」

A『うぅっ…』


最近、私は自分のキャラが掴めなくなってきた気がします。









A『非常階段を使う…？』

シカダイ「そうだ。屋外ならトラップもねーだろうしな」

A『でも、ここのロックって電子だったよね……。私が雷遁でショートさせようか？』

シカダイ「……そこが問題なんだよな〜…」


シカダイの話というのはとある提案で、非常階段を使ってなるべくトラップを避けるというもの。

しかし、それは今言ったとおり、電子ロックをショートさせるか、ハッキングの二通りのどちらかを出来なければいけない。

ショートは私が出来るけど……警報音が校内に鳴り響くのは、まぁ確実で……。
ハッキングの方がリスクは少ないから私的にはそっちがいいんだけど……。


A『…それか、非常階段で最悪止まったら、私が壁を伝って屋上に登って紐を下ろせば詰みは無くなるよ？』

シカダイ「なるべくチャクラの消費は抑えてーからそれは最終手段だな。……まぁ、最悪は確かにそれが妥当か」


癖か何かなのか、いつも通り頭をガシガシと掻いてめんどくさそうに欠伸をするシカダイ。

……シカダイの顔を至近距離で見るのは何ともないんだけどな〜…。
なんでいのじんの時はあんなに緊張したんだろう……。

ナルト「６６話だってばよ」→←ヒマワリ「６４話だよ！」

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