モエギ「63話よ〜!」 ページ18
シカダイside
ボルト「Aどこ行ったんだよ〜!」
Aとさっきはぐれてからボルトはずっとこの調子だ。
いのじんもキョロキョロしてるし(ボルトほどあからさまではない)、デンキもちょっと不安そうに顔を歪めている。
……ったく、アイツどこ行ったんだよ…。
ガシガシと荒く頭を掻いて辺りを見ると、下の階から駆け上がってくる足音が聞こえた。
シカダイ「お前ら隠れろ!」
三人を廊下の柱の影に押し込む。
いのじんは気付いたようで、自分から隠れた。
ボルト「いってぇ〜…」
シカダイ「一旦黙ってろバカ!」
いのじん「女子かな?それともA?」
シカダイ「Aも女子だけどな。……まぁ、Aだったらいいが…」
四人で見ていると、見えたのはチョウチョウたち女子組。
それに軽く舌打ちをすると、全員で気付かれないようにその場から離れる。
さっきメタルが貼り付けにされたこともあり、今はあまり無駄な体力の消費はしたくない。
別の階段を上ろうとすると、こっちからも足音がした。
でも、さっきとは違って焦って駆け上がってくる音。
ボルト「また女子かよ!?」
デンキ「でも女子ってまとまって動いてるのに一人で動く子なんているのかな?」
デンキのその一言で俺といのじんが階段に近付いて下を覗き込むと、
『あれ?シカダイ、いのじん』
見慣れた顔の女子が座っていた。
汗をかいて息が少し上がっているのを見ると、チャクラを少し多く使ったのが見てとれる。
シカダイ「お前、どうしたんだよ」
A『えへへ……さっきサラダたちに見つかっちゃって…』
チャクラが多い代わりに体力の少ないAは、どっちにしろ疲労が溜まりやすい。
Aをいのじんに任せてボルトとデンキの方に戻ると、どうだった?とデンキに聞かれた。
シカダイ「Aだったよ。さっきサラダたちに会ったみてーだけど怪我は無し」
ボルト「で、そのAは!?」
シカダイ「いのじんに任せてるから大丈夫だろ。とりあえず、これからどうするか決めねーとな」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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儚奈(プロフ) - 夢乃さん» 読んで頂けて嬉しい限りです!受験勉強も落ち着いたのでこれから沢山更新していきますね!お褒めの言葉を頂けて光栄です(^_^*) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 474b6fc94d (このIDを非表示/違反報告)
夢乃(プロフ) - 最近読み始めたばかりですけど面白いです!パクリをする輩はちょっと消えて欲しいですね。続きも読んでいきたいと思います!投稿頑張ってください! (2019年3月10日 20時) (レス) id: 290cb04fd9 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - あほうどりさん» ありがとうございますw ミツキは無意識で色々と爆弾発言をするイメージがあって…(^_^;) キャラに少しでも近付いているようで嬉しいです(*^^*) (2018年11月23日 20時) (レス) id: 941560be5a (このIDを非表示/違反報告)
あほうどり - 凄い(笑)めっちゃミツキが、それっぽい(笑) (2018年11月23日 19時) (レス) id: 93f364f154 (このIDを非表示/違反報告)
儚奈(プロフ) - レオさん» ですよね(*≧∀≦*) 書いてて楽しいです! 読んでくださりありがとうございます! (2018年3月28日 13時) (レス) id: f32876694e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:儚奈 | 作成日時:2017年8月10日 22時