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第6話。 ページ7

※カラ松事変が入ります※

眩しい、しかも波の音……?

ここはどこだ…。

「んぅ……、えっ…?」

目を開けると、海だった。

俺は縛られているようだ。

「気がついたか、バーロー」

カラ松「!?」

『ツケ返せ!!』と書いてあるハチマキを巻いたチビ太がいた。

これは…、チビ太がした事なのか…。

そう言えば、昨日はお風呂上がりにいっぱい飲もうとかおそ松が言って、チビ太の所に……。

「ケッ、もうちょっとしたら…この海は満潮になる。そしたら、てめぇの命も終わりだ」

パシャリ、と足に冷たい水が当たり、ひいっと声をあげてしまった。

「人質だよ、バーロー。今まで溜まったツケの分、全部お前の身代金で、払ってもらうからな」

それは無理だ。

俺はニート。

つまりひとつも働いていない。

マミーからのお小遣いも貰っていない。

って言うか、身代金……って、体でか!?

いや、これはもしかしたら何かの冗談かもしれない。

きっとそうだ、いや、絶対そうだ、うん。

そう言い聞かせて、重たい口を開いた。

「…じょ…、冗談だろ、チビ太…!」

そう言うと、バズーカーみたいなものを出し、

「オイラは本気だ、バーロー!!」

と言う。

「こ、こんなことして許されるとでも…」

「てやんでぇ!」

ドンッ、と音がなり、ビチャッとあっついものが当たった。

「あっつ!!」

「てやんでぇ!」

さらにもう一発お見舞された。

「あついっ!!」

「てやんでぇ!」

ドンッと撃たれたものは口にスポンと入り、もぐもぐと食べると卵だった。

「!!……美味いっ!」

「てやんでぇ!」

「あうちっ!」

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金平糖(プロフ) - 夢沢夏美さん» わざわざコメントありがとうございます!とても嬉しいです!更新は遅いですが、気長に待ってくれると嬉しいです…! (2018年9月2日 22時) (レス) id: df27c0b327 (このIDを非表示/違反報告)
夢沢夏美(プロフ) - お買い上げありがとうございます!一読者として楽しみにしてまーす!設定はもう任せますからお気になさらずー! (2018年9月2日 21時) (レス) id: 3b66c3af26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金平糖 | 作者ホームページ:(ヾノ・∀・`)ナイナイ  
作成日時:2018年9月2日 21時

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