【妖狐×僕SS＊黒子のバスケ】私と誠凛と妖館＠final

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リコ「……A、ごめんっ」



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相田さんが泣きながら呟いた。


謝ってくれた。
話しかけてくれた。



そして何よりーーー…


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私の名前を、呼んでくれた。



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さっきの世界みたいに、私の名前を……。



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リコ「今まで、ごめん……、
本当にごめん…っ私………ごめん……っ」


A「………リ、コ…」



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この日をずっと待ってた。


いつか戻ってくるかもしれない日をずっと待ってた。



私が"リコ"って呼んで。
リコが"A"って呼び合う。



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リコ「信じてあげられなくて、ごめん…
あんなに傷つけて、ごめん…
辛い思いさせて、ごめん…
悲しい思いさせて、ごめん…
苦しい思いさせて、ごめん…」



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泣きながらした、リコの謝罪に。


私は一つ一つ「うん」と。

嬉し泣きをしながら、答えていた。


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