【妖狐×僕SS＊黒子のバスケ】私と誠凛と妖館＠final

187. ページ11

.



.



.



.



伊月「………それは、」


俺の告白が成功した、と思っていいんだな？ーーーーと。

伊月さんはいった。



.



.



.



.



.



.




.



.



.



.………そういうわけじゃない、
違うの……、ごめん……。


私は伊月さんが好き。……知ってた。


多分私はずっと前から心の奥で気付いてた。



でも……でもね……


.



.



.


私はーーー…



.



.



.



.



.



.



.



.



.



.



.



.



『帰ろう、帰ろう』

.



.



唐突に、声が聞こえた。

今まで、何も言ってこなかったくせに。
どうして、今になって、そんなこと言うの……？


.



.



.



.



.



.



.



.


A「………やめてよ」


伊月「どうした……？」


A「………やめて…」



.



.



.



.



『帰ろう、帰ろう』



.



聞こえてくるのは、甘い囁き。

帰りたいと願ってしまう私に聞こえる、甘い誘惑。



.



.



.



.



.



.



ーーまた、もどればいいじゃないか。

ーー楽しいあの頃に。

ーー今は嫌だろう？

ーー悲しいだろう？

ーーつらいだろう？

ーー苦しいだろう？

ーー一緒にまたあの世界に、戻ろう？

ーー戻ろう、帰ろう？


.



.



.



.



.



.



.



.



.



.



.



.



.



.



.



A「………ッ」


伊月「危ない……ッ!!」


.



.



.

188.→←186.

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

紫原さんのおかし

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す