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#703 ページ28

翔side

しばらく『怖い』と泣いてAは俺の腕をぎゅっと掴んだ。

A「たすけて…」

翔「ん、助けるよ。大丈夫…」

20年以上前のことだってAの記憶からは消えない。

むしろ、ピースがどんどん欠けていって恐怖だけが増しているんだろう。

A「薬、もっと…」

翔「…は?」

A「意識飛ばすくらい薬ちょうだい…夢も見たくない、中途覚醒もしたくないから…」

それはさすがに…(苦笑)

確かにさっき投与した薬はあくまで衝動的な行動を防ぐためのもの。

夢も見りゃ、フラッシュバックだって起こしかねない。

翔「そんなに薬入れたら身体が大変だから。」

A「なんで…たすけてよ…」

翔「医者は身体を助けることを優先するよ。ODしたからどれだけ体に負担がかかるか分かるでしょ?」

少し感情を表した様子でAは俺を睨みつける。

そんな顔されても薬は出せないよ…

薬がどれだけ怖いものか知ってるくせに。

A「じゃあ、薬は我慢する。…その代わり明日外出許可ね。」

翔「行先は?」

A「…桃に会いに行ってくる。」

この時はまだ本当の理由なんか知らなかった。

Aの心の奥に触れていれたなら…

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rabbit - 2つに分かれてしまってすみません! (5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
rabbit - 蒼紗仁真さんは毎日のように更新してくださっていて、毎日この作品を読むことが楽しみです!これからも無理をせず、お話を書いてください。応援してます! (5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
rabbit - 移行おめでとうございます!随分前からこの作品を読ませていただいておりますが中々コメントができませんでした。ごめんなさい。 (5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼紗仁真 | 作成日時:2019年5月17日 22時

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