＃６９１ ページ16
智side
朝7時。
俺と翔ちゃんはAの病室にいる。
雅「ちょっと…」
翔「俺らで話するからちょっと出ててくれる？」
Aを守る形でいた相葉くんとニノを病室から出して3人だけの空間。
Aはすでに泣き出しそうだけど、こればかりは見逃してやれない。
智「ちゃんと座って？」
A「…ごめんなさいっ、ごめんなさい……」
あーあ、まだ何にも言ってないのに…
翔「もう子どもじゃないんだからきちんと話出来るでしょ？」
こっちもスイッチ入っちゃってるし…
A「んっ、んっ…やだ…」
智「何が嫌なの？」
A「やだぁ…っ」
ダメだ、話ができない…
Aが俺らに怯えてることは分かってる。
かなり威圧的だと思うし…そりゃ怖いよね。
だけど目すら合わせてくれないとは…
翔「A…、」
A「来ないでっ…！今は、何も話したくない…1人にしてほしい……」
思わず翔ちゃんと目を合わせてしまう。
さて…どうしようか。
まさかここまで拒否してくるとは思っていなかったから。
翔「1人にはさせられない。何かあったら困るから。」
A「なんで…なんで殺してくれないの…なんで死なせてくれないの…」
俺らが思っていたより、何倍も何倍もAが抱えていたものは重くて鋭いものだったのかも。
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rabbit - ２つに分かれてしまってすみません！ (2019年5月18日 23時) (
レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
rabbit - 蒼紗仁真さんは毎日のように更新してくださっていて、毎日この作品を読むことが楽しみです！これからも無理をせず、お話を書いてください。応援してます！ (2019年5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
rabbit - 移行おめでとうございます！随分前からこの作品を読ませていただいておりますが中々コメントができませんでした。ごめんなさい。 (2019年5月18日 23時) (レス) id: 3f2f3af7cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼紗仁真 | 作成日時：2019年5月17日 22時
