検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:22,765 hit

恋に落ちる ページ48

俺は何やら公園の倉庫に連れてこられた。



ああ最悪。
さんぽになんか出なきゃ良かった。


俺が俯いていると、男1が話しかけて来た。

男1「お前さ、かれしいんの?」
キド「いなぃです…」
男1「あっそお、キスはしたことあるわけ?」
キド「ぁ…っります…」
男1「へー」

すると男1は俺の顎を掴んだ。

男1「キスしたことあんなら俺にもできるよね?」
キド「え…」
男1「おら、しろよ早く」

やだ…やだよ…。
助けてよ早く…。誰か…。

キド「や、…っだです」

俺が小さく言うと男1は俺の髪の毛を乱暴に
掴んだ。

キド「いっ…」
男1「しろっつってんだろ、あ。もしかして
焦らしてんの?」

男1の手がパーカーにのびて、チャックを
おろされ、ジャージのチャックもおろされ、
胸がはだけた。

もうだめだ。やられる。

目をぎゅっと瞑り、その時を待つが、
一向に痛みがない。


てゆか、情けないうめき声が、少し聞こえた。

そっと目を開けると、
目の前には、さっきの男3人組の倒れた姿。

キド「っえ…っ」

なにが起きたかわからず呆然としていると、
後ろから優しい温もりが伝わってきた。

カノ「キード」

振り返ると、優しく微笑み、俺を後ろから抱きしめるカノの姿があった。

キド「…っか、の…」

たちまち俺の表情はぐしゃぐしゃになり、
カノに抱きついて泣いた。

そんな俺にずっとそばでついて、頭をなでてくれたカノ。





そんなカノに。
恋に落ちる音がした気がした。

けが→←緑髪



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:カゲプロ , カノキド , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

どれみ - すっごいおもしろかったです (2016年8月17日 8時) (レス) id: 9d5f180ebf (このIDを非表示/違反報告)
mirry - お疲れ様です。ジャニーズネタ、頑張ってください!あと、申し訳ないですがデートのお話みたいです。時間があったらお願いします!まじすいません! (2016年2月11日 7時) (レス) id: 77264d333c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みずたま | 作成日時:2015年3月2日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。