一方通行<完結>

頼って ページ35

カノ「よし、冷えピタも貼ったし、後は
熱測るだけだよね」

そこへ、


モモ「団長さああああん！！」
カノ「如月ちゃん！？血相変えてどうしたの？」
モモ「倒れたって本当ですかあああ！？」
キド「あぁ、俺が無理しすぎてしまってな
心配かけてすまない」

そう言ってキドは申し訳なさそうに謝る。

モモ「そんな！謝るのはこっちです！」
ズイっ！と如月ちゃんがキドに顔を近付ける。

キド「近い近い顔が近い」
モモ「団長さんの苦労も知らずに、団長さんに
無理させてしまって、本当にごめんなさい…」
キド「いや、いいんだ」
モモ「これからは私もお手伝いさせて
もらってもいいですか？」
キド「あ、ああ、気遣い感謝する」
モモ「よかった！」
じゃあ私氷枕持ってきますね！と
キッチンの方に消えた如月ちゃん。

カノ「これでわかったでしょ？」
キド「ああ」
カノ「みんな、キドのこと大好きなんだよ。
だから、もっとみんなのこと頼ってね？」
キド「ああ、ありがとうカノ」
カノ「いーえ！僕もキドのこと大好きだけど
恋愛としての意味も含まれてるからね！」
キド「うるせえバカノ」
じと目で見ないで。
はーぁ、そーゆーとこは相変わらずかw
そーゆーキドも好きだけどね。

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