一方通行<完結>

不気味な笑い声 ページ24

キド「よし、夕飯完成」

我ながらうまく出来たな…。




モモ「はぁあー、お腹すいたぁあ、
あっ！？この匂い…、カレーですか！？」

急に来たな。

キド「あ、ああ」
モモ「団長さんの料理いつも楽しみにしてるんですよっ！！すっごくおいしいので！」


楽しみにしてるんですよっ！！か…。


嬉しい…。やばい顔がニヤける…。

キド「あ、ああありがとな」
モモ「そういえばもうすぐ夕飯ですね！
みなさん呼んで来ますね！」
キド「ありがとな」
モモ「いえいえっ！」


おっと、そういえばエプロンしたままだった。
エプロンを外し丁寧に畳んだ。

ヒビヤ「あ、カレーの匂い」
キド「ぅわっ、びくった…ヒビヤか」
ヒビヤ「うん、おばさんから夕飯だって
聞いたから」
キド「そうか、」

…ん？ヒビヤ、なんか足りない…。

キド「ヒビヤ、ヒヨリは？」
ヒビヤ「ん？あぁ、今日は家だよ」
キド「いつもそばにいたからなんか違和感あるな」

コノハ「ネギマ。」

急に来ていきなりネギマかよ
てゆーかいま話してただろうが

コノハ「ネギマ。ネギマネギマネギマネギマネギマネギマネギマネギマネギマ」
キド「うるせえ」
エネ「いい匂いですねえええええええ！」

あー、だんだん騒がしくなって来た。

シンタロー「腹へった…」
アヤノ「シンタロー！カレーだよ！カレー！
つぼみさっすが！いい奥さんになるね！」
お姉ちゃん。一言いらない。
嬉しいけど
シンタロー「見りゃ分かる」
アヤノ「私も将来つぼみみたいな奥さんになるの！シンタローに愛妻料理作ってあげる！」
バカップルだな。
だがまだバカップルがもう一組いる。

セト「今日はカレーっすよ！マリー！
にんじんちゃんと食べるっすよ？」
マリー「ええええ、わかった、セトのお願いなら聞くて」
セト「いい子っす」

モモ「団長さん、鹿野さん呼んでも出てこなくて…」
キド「え？そうか、ぶん殴って連れてくるから
先に食べてろ」



ただいまカノの部屋の前にいるんだが…。
部屋の中から「ぐふふふふふふ」
という不気味な笑い声が聞こえる。

キド「なにやってんだあいつ？」

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