星と涙と笑顔と返事 ページ20
カノ「僕…キドのこと好き…」
止められない。
カノ「ずっと…！ずーっと前から
大好き…」
止めれない。
カノ「だから、苦しいならもう…
一人で溜め込まないで…」
あふれだす想いを止めることなんて
僕には出来ないよ
キド「ぁの…」
キドが僕の腕の中で動く。
カノ「なに…？」
キド「くるしい…」
しまった！！
僕、キドを強く抱きしめすぎた！
ばっ！と僕はキドを離す。
カノ「ごっ、ごめん！！大丈夫！？」
キド「うん…」
カノ「まだ、辛い…か、な…」
キド「ううん…」
くしゅっ、とかわいいクシャミをだすキド。
カノ「寒い…？」
キド「うん、少し…」
カノ「アジト入ろっか」
僕はキドの肩を優しく抱き、二人でアジトに
入った。
キド「…ごめんな、迷惑かけて」
アジトのリビングでホットコーヒーを
入れる僕に、キドは小さい声で言った。
カノ「迷惑？」
キド「…ああ」
ホットコーヒーを持ってキドの横に座る僕。
カノ「迷惑ってなにが？」
キド「……泣いたりして」
カノ「全然迷惑じゃないよ」
僕はキドにホットコーヒーを差し出す。
カノ「飲みなよ、あったまるよ」
キド「ありがとな…」
一口、ごく、とホットコーヒーを飲むキド。
キド「おいしぃ…」
そんなキドの頭を優しく撫でる僕。
キド「あのさ、さっきの…、ごめん、
やっぱ無理だ…ほんとにごめん…」
キドは申し訳なさそうに謝る。
カノ「いっ、いいよ！全然！キドがセトのこと
好きなのとっくに知ってたし」
キド「でも…、お前のおかげで
少しラクになった…、
ありがとな…」
へにゃり、と無邪気に子供のように笑うキド。
カノ「ほっ、ほんとに！？」
キド「ああ」
カノ「役に立てて、嬉しいよ」
僕も少し、キドの心に近づけたかな。
キドがセトのこと好きって知ってから
あんまりキドの前で本当の笑顔を見せれなくなっていた。
今回は本当の笑顔で。
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どれみ - すっごいおもしろかったです (2016年8月17日 8時) (
レス) id: 9d5f180ebf (このIDを非表示/違反報告)
mirry - お疲れ様です。ジャニーズネタ、頑張ってください！あと、申し訳ないですがデートのお話みたいです。時間があったらお願いします！まじすいません！ (2016年2月11日 7時) (レス) id: 77264d333c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずたま | 作成日時：2015年3月2日 19時
