知らない ページ17
カノ「はーあ、おいしかった」
キドの料理ってなんでもおいしいよねぇ
その料理を普段から食べれてる僕って幸せものだなぁ
椅子に座りながら幸せに浸っていると
セトがやってきた。
セト「カノカノ、」
カノ「なーに?」
セト「カノってキドのこと好きなんすよね?」
キッチンで洗い物をしているキドに
聞こえないように小声で言うセト。
カノ「え、うん好きだよ」
セト「なんで付き合わないんすか?」
…?え、なんでって…
キドがセトの事好きだからだよ?
なんて言えるわけないけどね
カノ「ぇー、まだその時じゃないからかな」
セト「なんすかそれ、キドは絶対カノのこと
好きなのに」
いやいや、だからキドは僕のこと好きじゃないから。
セトもしかしてキドが僕のこと好きって
勘違いしてる?
違うよ
キドはセトが好きだから僕は
キドに告れないでいるし
キドだってきっと、早く新しい恋を見つけたいはずなのに。
マリー「セトー、これみてー」
マリーがセトを呼び、セトは僕から離れていった。
僕たちって小さい頃からずっと一緒にいるのに
お互いのこと何にも知らないんだなぁ
僕なんか、キドのこと全部知った気でいたけど
キドがセトのこと好きなの知らなかったし。
セトはキドがセトのこと好きだって気付いてないし
キドは僕がキドのこと好きなの気付いてないし
キドの全てを知るなんて無理かもしれないけど
僕はキドの悩みとか悲しみとかは
なるべく受け止めてあげたいなぁ
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どれみ - すっごいおもしろかったです (2016年8月17日 8時) (レス) id: 9d5f180ebf (このIDを非表示/違反報告)
mirry - お疲れ様です。ジャニーズネタ、頑張ってください!あと、申し訳ないですがデートのお話みたいです。時間があったらお願いします!まじすいません! (2016年2月11日 7時) (レス) id: 77264d333c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずたま | 作成日時:2015年3月2日 19時