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Daigo side
｢ なあ、正門。どうしたん？Aちゃん、困ってたやんか ｣
｢ 2人仲ええなって ｣
え、もしかして。
｢ ヤキモチ妬いてるんか、正門が？ヤキモチ？ ｣
｢ そんな不可解みたいな顔せんといて ｣
｢ 自信持てや、Aちゃんの彼氏やろ ｣
｢ 笑わんといてや、大吾は下の名前なのに、俺は未だに正門先輩って呼ばれるし ｣
｢ 気にすることないって、今日の昼やって、Aちゃん、寂しそうにしてたしな ｣
｢ もしかしたら、もう愛想つかしてるかもしれんし ｣
｢ 熱のせいで頭おかしくなったんか？気にせんでええって言うてるやんか ｣
｢ Aちゃんいい子やし、男たちがほっとかんやろ ｣
体調不良で、こんな気持ちも病んでたらいつもの正門らしくないな
｢ もう帰るわ、邪魔したら悪いしな ｣
｢ え、ちょっと待ってや ｣
｢ ほな、またな ｣
こうして、正門のいた寝室を出て
Aちゃんがいるであろう、キッチンに向かった
｢ Aちゃん、もう俺帰るわ ｣
『 もう帰っちゃうんですか？ 』
｢ 2人の方がイチャイチャラブラブできるやろ ｣
『 正門先輩、体調悪そうだし。…さっき、正門迷惑そうだったし、そんなこと出来ないですよ 』
本当に、この2人見てておもろい
｢ じゃあ、正門のこと下の名前で呼んでみるとええよ。君付けとかさ。頑張りや ｣
幸せそうやん、2人とも
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作者名：夢虹 | 作成日時：2020年5月19日 4時
