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■023 ページ23
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先輩の部屋に戻って、先輩が寝てるであろう寝室に向かった
『 ただいま帰りました 』
｢ Aちゃん、おかえり…あれ、大吾！ ｣
｢ イチャイチャしたいだろうけど、邪魔しに来たわ ｣
『 大吾先輩！正門先輩の様子見に来たんですよね！？ 』
｢ そうや、本来の目的忘れとった ｣
『 もう…って正門先輩？？』
さっきまで、私たちの方を向いていて寝ていたはずの正門先輩が背を向けていた。
『 熱、上がっちゃいましたか？』
｢ 大丈夫 ｣
『 本当ですか？こっち向いてください』
｢ ホンマに大丈夫 ｣
『 薬、買ってきたので飲んでください。なにかお腹に入れないとですね。おかゆ、作りますね。』
さっきはあんなにドキドキして、自分で言うのもなんだが熱い雰囲気あったのに
冷たくされてしまったことに傷ついた。
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作者名：夢虹 | 作成日時：2020年5月19日 4時
