元彼は学校の人気者【宮侑】【角名倫太郎】

9.名前呼び！？ ページ10

『なんでそうなるん？

さっき説明したよな？』

私は今、侑に数Iを教えている。かれこれ2時間ぐらいこんな感じ


侑「俺は、しっかり覚えて問題解くタイプやねん！

今さっき教えられた事すぐにできないわ！」

『ほんなら、この問題しっかりじっくり解いてて』


『治どう？』

治「Aの教え方分かりやすいわ、久しぶりに問題がすらすら解ける。」

『ならよかった』

侑に比べ理解力が高く、素直だからどんどん問題を解いてく。所々ケアレスミスが目立つが…


『銀は？』

銀「おれも順調や！」

『おん、頑張れ』


『倫太郎は？』

角「この問題わかんない」

『どれや』

そう言って、私は倫太郎の横に行き近づく。

顔と顔の間が10cmほどの距離。

『これは、これを利用して、んで、こうなる』

角「おー、分かっt「ちょっと待ちぃ！！」


『なんや、侑』

侑「お前ら距離近いねん！？10cmくらいしか無いねん！？むしろ、肩と肩が密着しとるやん！？

てかなんや！？倫太郎って！！いつの間に名前呼びやねん！？」


角「うっさいなー」

『距離は別に良いじゃん。必然的にだよ

名前は、さっき飲み物取りに行く時倫太郎に名前で呼んでって言われた』

侑「んあ"ーーー！！！！角名！！」

犬が起こるときのように、今にも喉が鳴るのではと思うほど倫太郎を睨む

『なんで、睨んでるの。やめい』

そう良い、侑にチョップする。

侑「よっと」

それを華麗に避けられた。

侑「てか、集中力切れた！
休憩！」

『はいはい。ゲームする？』


侑「おん！」

『じゃあリビングのTVでやろ。私お昼ご飯作るね。

お腹すいたよね』
　
治「おん！！」

『生き返った』

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