マギアデイズ 〜ウルフ族と愉快な仲間達〜

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マリアside
勝った……案外弱かったけどお互い重傷ね…
ネロ「あ、傷の手当てをしないとね！」
ネロはそう言い、魔法の杖を出した。
先の水晶玉が温かい色に変わる。
ネロ「……汝の傷を癒したまえ！
ファラフ 」
フェア・シェア「！？」
マリア「……良かったの？相手の傷まで治して。」
ネロ「うん。今から情報提供してもらうからこのままだと辛いかなって思って。」
エレナ(優しいなぁ…)
シェア「優しいね。いいよ。教えてあげる。」
そして、マークの事、クーラスの秘書について教えてもらった。
フェア「これをあげるね。」
そう言ってポケットから綺麗な宝石を出した。
シェア「これは、貴女が持っていなさい。」
エレナ「え、ウチ！？」
シェア「えぇ。そこの優しい少年は水魔法使えそうだし、マリア様は似合わないですし。」
マリア「似合わないってどういうことよ。」
シェア「ﾆｺｯそのままの意味ですよ。」
フェア(わぁーマリア様相手に凄いな、お姉ちゃん。)
シェア「剣のところにかけておけばいいですよ。」
エレナ「分かった。」
シェア「では。」
フェア「頑張ってね！」
マリア「えぇ！」
エレナ「ありがとう！」
ネロ「頑張りますね！」

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