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アンヴァー「貴方がたを、許しません。倒れなさい!」
金糸の様な光線が、無数に高速で放たれる。
ギンセツブルー「ブライトシールド!…クリスタルアイスバリアーハイエンド!」
シールドをドッキングさせるとドーム型に変化し、他の8人を光線から守った。それだけでなく、アンヴァー目がけてその光線が跳ね返ったのだ。
アンヴァー「きゃあ!」
大きな白い翼でガードしたが、右の翼の先が少し折れ、白い羽根が舞う。
ギンセツブルー「すげえ…ブライトシールドの威力、ハイエンドになったら全然違うわ…」
―素能玉雪「今までの10倍の威力すの。」
ギンセツブラック「…じゅうばい…?よく分からん…」
―素能玉雪「ブラック10人分の力すの。」
ギンセツブラック「俺が10人…」
ギンセツオレンジ「誰も勝てへんでそれ。めちゃくちゃ強いんや、今の俺達は。」
アンヴァー「この私を、傷つけてくれましたね。これで黙っていると思わないでください!サナム、出番です。」
歩兵サナムが招喚され、スノーマンに容赦なく襲い掛かってきた。その隙にアンヴァーはツリーの上に昇っていく。
ギンセツレッド「アンヴァーを頼む。サナムはこちらで何とかするから!」
ギンセツパープル「分かった。待て、アンヴァー!逃がさないぞ。…ブライトキャッチャー!」
ブライトキャッチャーのアームが、アンヴァーの手首をしっかりととらえた。しかし、それでも飛び続けるため、あっという間に宙づり状態に。世界一高いタワーよりも高いところまで連れていかれた。
アンヴァー「愚かですね。愛に飢えた人間ごときが…!空の果てに消えなさい!」
手首についたアームを取り払おうと腕を振り回したが、外れる事も無く、パープルもブライトキャッチャーを離そうとしない。
ギンセツパープル「うわああああ…」
アンヴァー「いつまでも、こんなことしてられるとお思いですか?はあっ!」
思い切り腕を振った。とうとうアームは外れてしまい、パープルが空中に投げ出された。
ギンセツパープル「…嘘だろ…」
アンヴァー「さようなら、タツヤさん…」
ギンセツパープル「…」
死を悟ったのか、パープルはゆっくりと目を閉じた。後は落ちるだけ。
ギンセツピンク「ダメだ…サナムが邪魔をして間に合わない!」
地上にいたピンクが真っ先に空を見上げたが、次々にサナムが襲ってくるので、駆け付ける事も出来ない。
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snow(プロフ) - クリスマスエピソードの更新お疲れです!私もクリスマスエピソードを投稿しないとです! (2020年12月13日 14時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アドク | 作成日時:2020年12月13日 12時