主人公ポジになった鬼丸さんが魔入ります！ (ページ22)

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第20話授業開始だよ鬼丸さん！ページ22

「オトモダチ」のことでアスモデウスがサブノックを言い負かしていた時、「喧しいぞ貴様ら！外まで丸聞こえだ！もっと粛にできんのか！」とカルエゴ先生が入って来た。ということは、カルエゴ先生が問題児クラスの担任なの！？

カルエゴ「おかげ様でな！会議の日に濡れ衣で捕まり…不在の間に貴様らの担任(おもり)を押し付けられたのだッ…」

「濡れ衣」は前話で食堂の売店で商品ちょろまかした責任の尻拭いさせられた時、鬼丸さんは流石に申し訳なくて先生の顔が見れないだが先生はすぐ切り替え

カルエゴ「授業を始める、外に出ろ」と促した。早速授業か

学校裏の高台に連れられてきた問題児クラス。ここで前回の「召喚試験」の結果と今回の授業結果で全員の「ランク」を決めるらしい。今回の授業内容は谷奥までの競争。比較的安全だが道が入り組んだ「囀り谷」もしくは道はほぼ真っ直ぐだが切り立った棘のような岩山だらけ、恐ろしい怪鳥もいる「金剪(かなきり)谷」のコースがあるが、今回は「囀り谷」だけを使えとのこと。「使い魔先生！鳥への攻撃はアリですか？」「アリだが倒しすぎは減点。あと二度と使い魔先生と呼ぶな」そんなやり取りを遮って物申したのはサブノック。

ザブノック「金剪谷も通過コースだろう！金剪谷でなければ意味がないのだ！！」と言うも先生は

カルエゴ「なぜか『金剪の長』の気が立っているから立入禁止だ、コースに変更はない」とキッパリ。そして「総員準備！」と合図が。準備？道具とかの？と入間が思っているとクララがエギー先生は？と尋ねる。その呼び方もダメだと言いながら「後から追う」と･･･先生は背中から漆黒の羽を広げた。･･･え？

てっきり「谷の競争」だから登山か何かだと思っていた入間。だけど先生も他の生徒たちも全員バサッ･･･と羽を広げている。

カルエゴ「用意はいいな、これより『飛行試験』を開始する！！」

は？！鬼丸さんは「人間」、もちろん飛べないし羽も生えない。どうする鬼丸さん？！