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「やあ、Aちゃん。久しぶりだねえ」


『…そう、ですね』


突如見えたのは、童磨さんだった。

初めて会ったときから八日後。

私はそれなりに幸せに暮らしている。


「元気だった?」

『ええ』


今日も前と同じく、童磨さんからは女性の匂いがした。


とても甘くて落ち着く香りだ。


「今日は美味しいかとは聞かないんだねえ」

『…あれは忘れてくださいな』


あの時笑われた羞恥を、まだ忘れてはいない。

微かにでも恥ずかしいのだ。


『童磨さんはどうして私を喰べないのですか?』


一緒にいたら、嫌でも喰べたくなるものではないのだろうか。


だって、ご馳走が自分の隣にあるんだから。


童磨さんは「うーん」と考えたあと、私の頭に手をやった。


「可愛いからかなあ」

『……』


「ちょっと!?何その目!」

『あまりにも胡散臭いですから』


ひどいなあ、と苦笑いすると、彼は目を丸くした。


私が怪訝そうに見つめると、彼はある人の名を呟く。


「猗窩座殿!」

『え?』



猗窩座さん?あの、前に会った鬼様だろうか。


前の記憶を辿りながら、童磨さんの自然を追うと、案の定猗窩座さんの姿が。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 童磨 , 猗窩座   
作品ジャンル:恋愛
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鮭大根大好き - 更新頑張ってくださいーー!! (2020年11月12日 18時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 気になるぅぅ! (2020年9月12日 8時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - ギャアアアアアアアア!!!続き気になるぅぅぅ!!!!! (2020年3月10日 14時) (レス) id: 030d632589 (このIDを非表示/違反報告)
モブサイコ100(プロフ) - すみません。多分ですが3ページ目の最後の行のところなんですが自然ではなくて視線じゃないですか?私の思い違いかもしれませんが…   これからもがんばってください! (2019年7月27日 14時) (レス) id: 6acf3cee05 (このIDを非表示/違反報告)
窩座女_参(プロフ) - 猗窩座の小説がなかなか少ないのでめっちゃ嬉しいです!!←。神ですか作者様は!!更新楽しみにしてます! (2019年7月27日 4時) (レス) id: e12b8d56e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かうんとだうん | 作成日時:2019年7月26日 20時

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