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足が雪にしみて痛い。
雪が降ってきた。雪はやがて、吹雪へと変わっていく。
顔に当たる雪が冷たく痛い。
どれぐらい歩いただろう。
感覚的にはもう三日ほど歩いてる気分だ。
帰る場所もないのに、私はひたすら歩く。
いったい、どこに向かっていると言うのだろう。
痛い、
寒い、
苦しい、
悲しい、
寂しい。
とうとう私の体力の限界がきた。
今まで気づかなかったが、腹が鳴っている。
お腹が空いている感覚はないのに、お腹はグーっと食べ物を欲しそうにないた。
私の体はまだ生きたがっていた。だけど、私にはもうその気力がなかった。
どうでもよくなった。
どうせ、このまま凍死してしまう。
あぁ、走馬灯が見えてきた。
幼い頃の私。
まだ1、2さいだろうか。
父は私を大事に抱き上げる。
私は泣く。
父は慌てながらも私をあやす。
私は泣き止み、父の腕の中で眠りについた。
父は、私に言う。
「愛しているよ、A」
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Ｔマン - 面白かったです。 1日ずつよんでいたんですけど、 いつも楽しみでした。 更新頑張ってください！ (2020年6月17日 17時) (
レス) id: 5160686bc8 (このIDを非表示/違反報告)
RiXDiQRqwJmNoA0(プロフ) - 複雑な…なまえをまなで見てるから…なんか、-w-w-w-wでもすごくおもしろかったです！つづきまってます！ (2019年12月7日 19時) (レス) id: 38913fc6bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉 | 作成日時：2019年11月10日 20時
