愛した次男 愛された四男 【おそ松さん】

おそ松side ページ9

目を開ければ、いつものあの声…


皆で玄関で話してるみたい


ん？


え、まって


何かドタドタ言ってんだけど…！


え、本当何？怖いって！



ちょっと待っt(スパーーーーン!!


「にーさん!!ただいまー！」


…十四松か……


「おー、お帰りー」


いやいや、さっきのはほんっとーに怖かったからね？


「ん？そーいや十四松、どーしたの？そんな慌てて…」


「えっとねー…チビ太を飲みに行くんだって！」

「……………は？」


え、チビ太を飲むの？


「もー…違うだろ、十四松…チビ太ん所に飲みに行くんだよ…

そういう訳だけど、おそ松兄さんどうする？」


金はトド松がパチンコで儲けたから大丈夫だとチョロ松は続ける


「んー、どーしよっかなー…」

「あれ？兄さんが迷うなんて…何かあったの？」


……………どうしよう…


「え、あ、いや、別に何もないよ？

ただ、今日は何か疲れてっからさー

行くのが面倒なんだよなー…

うん、やっぱ俺パス！先に寝とくわ」

「そう？じゃあ…僕達は行ってくるけど…一人で大丈夫？」


「俺だってもう成人してんだよ？一人で留守番くらい出来るっての！だから何も心配せずにさ、行ってこいよ」

「…うん、分かった

何かあったら電話してね」

「おー」


そう言ってチョロ松は出ていった

十四松？あぁ、あいつならとっくに一階に降りてたよ？

風みたいなやつだよなー

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