２６２度 ページ11
「う〜気持ちいい！」
ルーシィはアカネビーチで大きく伸びをした。白く素足では少し熱い砂浜。Aと同じ色の蒼い大きい高い空。永遠と続く深い青の海。賑やかな人々。ほのかに香る美味しそうな食べ物の匂い。ルーシィ達は「「アカネビーチ最高！」」と叫んだ。木々香る賑やかな我が家(ギルド)もいいが時にはこういうところに来てもいいかな、とルーシィは笑う。
「ねぇ、Aは？」
「そーいや、いねぇな。」
ハッピーの声にナツとグレイはキョロキョロとAを探す。
「水着に着替えてるのか？」
「Aの、」
「水着？」
エルザの言葉に全員Aの水着を想像した。グレイが「そーいや、Aの水着見たことねぇかも。」とポツリと呟いた言葉にナツは「たしかに、」と頷く。それにエルザとルーシィも頷いた。
「どんな水着かな、」
「ビキニだったらいいなぁ。Aスタイルいいし。」
「白とかか？」
「ピンクとかでもいいんじゃない？」
「黒だったら俺ちょっとヤバイかも、」
「うむ、さすが私のAだ。」
各々、タイプなAを想像する。赤面しながら花を抑えているエルザをみんなが見て見ぬふりをした。
「ごめんおまたせ、」
「「！」」
その時、後ろからAの少し申し訳なさそうな声が聞こえた。全員はバッと勢いよく振り返った。
「あ、れ？A水着は？」
「あははは。」
そこにいたAは七分袖に短パンという普段とあまり変わらない格好をしていた。いつもと違うところといえばポニーテールをしているところぐらいだった。
ルーシィにAは苦笑いする。
「なんで水着じゃないの！？」
「いや、だってルーシィとかエルザの隣に並べないよ。」
私二人みたいにスタイルよくないし。と言う言葉に全員「「はぁぁあ！！？」」と少しキレ気味に言った。Aは肩をびくりと震わせてオドオドとした。
「おいら、天然が怖いよ。」
「ってかAが言うと嫌味に聞こえるな」
「でも、恨めない素だから。」
「俺、始めてAのこと大丈夫か？って思った。」
「逆に私達が隣に並びなくないのだが…。」
「え？ええ？」
戸惑うAにルーシィは苦笑いして肩に手を置いた。
「…ビーチボールしましょ？」
「う、うん？」
Aは苦笑いしながら頷いた。
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海姫(プロフ) - オーマイダティーさん» うおおお...、とんでもなく嬉しいです！！ (2015年4月10日 22時) (
レス) id: b9de7aef37 (このIDを非表示/違反報告)
オーマイダティー - とんでもなく、面白かったです!! (2015年4月10日 22時) (レス) id: 69b5cf62fa (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - M-Aさん» ありがとうございます！続編に行くのでそこでもよろしくお願いしますね！！ (2014年11月3日 20時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
M-A - わかりました！^_^ (2014年11月3日 17時) (レス) id: 520045c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - M-Aさん» そんな！褒め過ぎですよ！！(照れまくり)もうすぐオリジナル始まるので、そっちも見てくださいね！ (2014年11月2日 22時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海姫 | 作成日時：2014年9月30日 22時
