２５４度 ページ2
だが、Aには多方は検討はついていた。昨日あの後ロキも遭遇し、喧嘩でもしたのだろう。
「ねえ、ロキ来てる？」
「！」
不意に耳に入った声にA達はカウンターを見た。するとそこにはミラに詰め寄る街の娘たち。みんな、自称ロキの彼女らしい。
「何アレ。」
「ね、私も分からないや。」
Aの隣に居たルーシィも首を傾げる。
「昨日の夜、突然別れようって。」
「キー！！くやしいけど私もよ！！」
「私も、」
「アタイも！！」
口々に言う女の子達にミラも困った様に手を挙げる。 ルーシィはそれに目を丸くした。
「何で急にこんな事言い出すのよ！！」
「もしかして本命が現れたの！？」
街娘の勢いにミラは「さぁ？」や「いや…」など曖昧な言葉ばかりを返していた。汗を流しながら苦笑いしているミラはなかなか見ることはない。珍しい光景だ、とAは苦笑いした。
「誰！！？ このギルドにいるの！！？」
「ルーシィ、A、助けて〜。」
「えっ…、」
ミラはとうとう２人に投げ出した。すると一斉街娘達の視線は二人に集まる。あれ、嫌な予感するな。とAは笑った。横ではルーシィが「ちょっ…！」と声を漏らしながら引き攣った顔をしていた。
「何、あの女たち〜。」
「ちょっと、どっちもかわいいじゃない……。 」
「金髪の方、胸でか！」
「てか、オレンジの髪の人って…」
「Aスカイローズさんよ！！」
「嘘！本物めちゃくちゃ可愛いじゃないっ！」
「まさかロキの本命って……！！」
堪らずルーシィ立ち上がり「もぉ〜、めんどくさい事ふらないでよ、ミラさ〜ん！」と逃走した。
Aは「え、ルーシィ！」と追い掛けようとしたがミラに呼び止められた。
「評議員から招集がかかってるの！だから急ぎなんだけど向かってもらえる？」
「…分かったよ。」
ミラの言葉に一瞬「え？」と声を漏らしたが意味を理解するとAは苦笑いした
「あのAさん！」
「あ、いや。私はロキの本命じゃないから！！違うよ！」
「Aさん！サインいいですか！！？」
「……え？」
そのあと色紙を持った女の子達がAの元へと押し寄せた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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海姫(プロフ) - オーマイダティーさん» うおおお...、とんでもなく嬉しいです！！ (2015年4月10日 22時) (
レス) id: b9de7aef37 (このIDを非表示/違反報告)
オーマイダティー - とんでもなく、面白かったです!! (2015年4月10日 22時) (レス) id: 69b5cf62fa (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - M-Aさん» ありがとうございます！続編に行くのでそこでもよろしくお願いしますね！！ (2014年11月3日 20時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
M-A - わかりました！^_^ (2014年11月3日 17時) (レス) id: 520045c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - M-Aさん» そんな！褒め過ぎですよ！！(照れまくり)もうすぐオリジナル始まるので、そっちも見てくださいね！ (2014年11月2日 22時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海姫 | 作成日時：2014年9月30日 22時
