シャララ野郎 ページ44
翌日学校に行くと、ほとんどの人が‘‘シルバー’’の話をしていた
「ねぇ、シルバー、ライブするらしいよー」「知ってるー」「絶対いくよねー」
どこがいいんだっ!
確かに歌詞は最高だよ?神だよ?
でも歌ってるのが私だからなぁ・・・
桃井「おっはよっ!」
廊下を歩いていたら、後ろから桃井ちゃんが私の肩をたたいてきた
『あぁ、おはよう』
桃井「ねぇねぇ、シルバーがライブするんだって!顔出ししないのかな??」
お ま え も か よ !
『あー・・・ゴメン、そういうの興味ないからわかんないや』
桃井ちゃんは私が人間嫌いというのを知っているので、それ以上シルバーの話をしてこなかった
されたら結構ストレスたまるし
それより、今の私の悩みのタネは、そのライブのことだ
そのライブでどうやら‘‘誰か’’と私はサプライズでデュエットするらしい、最後の一曲だけ
その誰かというのが―――――
「「「「「キャァァァァァァ!!!!黄瀬クゥゥゥゥン!!!!」」」」」
―――――――どこぞのシャララ野郎、黄瀬涼太だ
『あー・・・耳痛い、裏庭行ってくるね』
机の上にバックを置き、桃井ちゃんから離れて裏庭に向かった
っていうか、よくあんな高い声出せるなぁ
・
『あぁ、もう、まだ頭痛い・・・』
ミルクティーを買って、俯きながら自販機横のベンチに座っていたら斜め前に人の気配を感じた
「あのぉ、そこ、どいてもらってもいいっスかね?」
シ ャ ラ ラ 野 郎 か よ !
なにこのエンカウント率・・・あと一人でコンプリじゃないの?
っていうかそれより・・・
『なんで私がどかなくちゃいけないんですか、隣あいてるでしょう』
黄瀬「いやぁ、俺ってモテるんで・・・こういうところで女の子と一緒にいるとよからぬ勘違いされるんスよ
だから・・・そこ、どいてくださいっス
あ、サインくらいならあげるんで」
プチン、と
私の中の何かが音を立てて切れた
『・・・ふざけんなよ金髪男
俺ってモテる?よからぬ勘違い?
じゃぁテメェがどっかいけよ
先にここにいたのは私だかんな?ちょっと顔いいからってなんでも思い通りに行くと思うなよ
サインくらいならあげる?
お前みたいな最低ナルシスト野郎にもらう紙切れに用はないね、もらった瞬間燃やすわ』
言いたいことは言ったから、ミルクティーを口に流し込んだ
うん、おいしい
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REVERSI - 主人公、カッケエェ!(*´∇`*) (2014年1月3日 6時) (レス) id: 52b3d1c534 (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - 黒セイバーさん» 作りなおしました題名は、「flag建設少女Xの憂鬱」です (2013年7月15日 17時) (レス) id: e52c3e1e19 (このIDを非表示/違反報告)
黒セイバー(プロフ) - あの、初めまして、黒セイバーと申します。えっと、この小説、すごく楽しみにしていたんですが、続編がフラグたっていて、しかも、追い打ちをかけるようにパスがかかっているのですが、どういうことですか? (2013年7月15日 16時) (レス) id: e1438f5646 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - クルトンさん» (>∀<)ノシイエーイ☆ (2013年7月14日 21時) (レス) id: b76c5499ab (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - pinoさん» ですね(*≧▽≦)ノシ)) (2013年7月14日 17時) (レス) id: e52c3e1e19 (このIDを非表示/違反報告)
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