『黒子のバスケ』通行人少女Ｘの憂鬱『トリップ』

封印したい、記憶 ページ14

まぁ、そこまで長くはないかな・・・？



まず、私が生まれたと同時に母親が死亡



で、１歳年上の姉が、私が小６の時に死亡・・・



ここからだ、父親が、私が、狂い始めたのは



私の姉が死んだ理由・・・それは、居眠り運転のトラックに轢かれてタイヤで潰されたことによる圧死


でも、本来だったら避けられたはずだったんだ



それができなかった理由・・・それは、私がいたからだ


実際、轢かれそうになったのは私


死ぬのは私のはずだった



‘‘A！！危ない！！’’



あの時の声が、映像が、私の脳裏に焼き付いて離れない


それを知った、姉をかわいがっていた父親は周りが気づかないようなところを殴ったりけったりしてきた


抵抗は、しなかった


私さえいなければ姉は死なないはずだったから



‘‘お前さえいなければ・・・！！！死んでしまえ！’’



後から気づいたが、私に暴力をふるいだしたのは姉のことだけではなかったらしい



母親の分の恨みもこもっていた


私が、母親を、姉を、コロス原因を作った


・・・その通りだ


私が産まれなければ、母親は死ななかった



私がいなければ、姉が轢かれることもなかった



２人も家族を亡くした父親は私が死神に見えたらしい


だから、次殺されるのは自分だと、


やられる前にやってしまえと


とうとう、高校三年生になってしばらくした後


私は――――








実の父親にコロサレタ

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