[HXH]男装少女の逆ハートリップ物語２！～４時試験から～ (ページ50)

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私の能力は特質系。

具現化系と操作系と強化系に特化しているっていう能力。

でも、その代償なのかわからないけど、変化系と放出系は全くできない。

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ヒソカ「なかなか…ん～…難しいね…」

アヤカ「あ、能力はもう考えてあるよ！」

ヒソカ「あ、そうなの？」

アヤカ「仕事が早いだろぅ？フフン！」

ヒソカ「キミの考えを聞かせてもらおうか？」

ーーー

私の考えた技は主に３つ。

まず、１つ目は、具現化系の能力。

スケッチブックとペン、鉛筆を具現化できるようにする。

それで、スケッチブックに描いた絵に念をおくると、それも具現化する。

具現化させるものは、意思がないものに限る。

っていう、サブ技みたいなやつ。

２つ目は、操作系、具現化系の能力。

こっちでは、本物のスケッチブックとペン等を使い絵を描き、描いた絵に念を送り具現化させる。

こっちの技は、１つ目と違い、生物のみに限る。

具現化させた生物に、その子の名前を書いた付箋を(強引だけど)食べさせて、操作する。

命令や指示を出して動かす。

っていう、メイン技。

３つ目は、強化系の能力。

上の、２つの能力に使える、強化専用の隠し技。

１つ目に使う場合、丈夫にしたり、サビにくくするなどの効果がある。

２つ目に使う場合、生物に意思を持たせたり、力を強くするなどの効果がある。

ーーー

アヤカ「…っていう感じ！」

ヒソカ「いいね～じゃ、早速練習するよ！」

アヤカ「押忍！」

こうして、私の特訓が始まった。

ランニングだったり…まぁ、運動苦手な私にはキツイ事ばっかりだったよ。

想像に任せる←投げやり

ーーー

午前の部は終了いたしました～

私の命もいつ尽きてもおかしくないでござる…

ヒソカ「っし、じゃ、昼ごはん食べに行こっか」

アヤカ「押忍！」

ヒソカ「その言い方、堅苦しいからやめてよ！」

アヤカ「雄！」←

ヒソカ「ん？まぁいいや」←

どうでもいいことを話しながら、近場の食堂に行った。

ーーー

ヒソカ「アヤカ、食べるの遅かったねぇ～」

アヤカ「お前が早すぎんだよ！バーカ！」

ヒソカ「そんな褒められると照れるなぁ～♡」

アヤカ「ウゼェwだまらっしゃい！」

ヒソカ「クックック♡」

と、適当な話をしながら部屋に戻る。

ヒソカは私より１０分ぐらい早く食べ終わってた…早い…

アヤカ「あ、来客来てんな」

ヒソカ「ほんとだ…。キミ、どうしたの？」

？？？「あ、ひ、ヒソカしゃん！あ、えと、サインください！」

これが、私の、悪夢の始まりだった。