片岡監督の娘は野球が嫌い？！

キライ29 ページ31

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透「次は俺だ！！」





そう言いながらでて来た透は、かなりファールで粘ってくる。

それでも、カウント2-2でむかえた第8球目。
スプリットで空振り三振。









哲「俺が打とう。」





そう言いバッターボックスに立ったのはチームの主砲哲。







どんなスイングしてくるかわからない相手はとりあえず外いっぱいにカーブを投げた。







「カキーーン」






嘘、うたれた…






ボールの飛んで行った方を見ると、ギリギリファール。









あ「タイム！！」





私はタイムをとり、ベンチから左手用のグローブをとってきた。







そして、スプリットでツーストライクに追い込んだ。






その後は哲がファールで食らいついたり、厳しい審判(片岡監督)のジャッジでカウント2-3となった第10球目。





私の渾身のチェンジアップがきまり、三振にしとめた。






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