片岡監督の娘は野球が嫌い？！

キライ28 ページ30

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「パァン！」



バットが空を切り、私の投げたボールは御幸のグローブに収まった。







御「ナイスボールです。」







御幸は難なく私のボールを取ったが、バッターは腰がひけてしまったらしく、続く2球目、3球目と無茶苦茶なスイングをして空振り三振。





あ「まだ私を認められないひと居る？」








そうきいても、認められないと言う部員はもう一人もいなかった。







純「おいおいだらしねぇなー！！



いいぜ、俺が打ってやる。」






そういい純がバッターボックスに立った。










しかし、スプリットで早くもツーストライク、そして最後はチェンジアップで三振。









亮「純ダサいよ、



俺も打っていい？」








もちろん、と私が言うと、亮もバッターボックスに立った。









「カキーン！」








亮には、2球目で打たれてしまった。









…でも、ファールだった。









亮「あーあ、もうちょっとだったのに〜」






あ「惜しかったね。これでツーストライクだよ。






この球で終わりだよ！」






私は、御幸に向かってウィニングボールであるチェンジアップを投げた。






「パァン！」




亮のバットは空を切り、私は投げたボールは御幸のグローブに収まった。









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透「次は俺だ！！」




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