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腹も膨れ、食堂を出た彼らは、
教室に戻る途中に沢村に話しかけられた。

というか突進してきた。



「あーいーざーわーー!!」




昨日から、自分の持ち味について、いろんな人に聞き回っている沢村。

実は真っ先にAに聞きたかったのだ。





突進してきた沢村を軽い動作でキャッチするA。こういうところも紳士である。



『どうした?』

「あのさあのさ!」


しかし金丸はその様子にイラつく。
すぐさまAの手を引っ張り、沢村から離れさせた。


『うわっ!......金丸?』

「そのまま話す必要ないだろ」

『あ、たしかに。』


その返事に、金丸はため息が出た。


Aはとても人から好かれやすい。
それは沢村も、そして自分も例外ではないと金丸は思っている。

これもAの性格の良さからなのだろう。



『で、沢村の持ち味だっけ?』

「あぁ!!」

『自分で考えてもらいたいところだけど、まぁ、ヒントくらいならいいか』


考えるそぶりのAに、
嬉しそうな沢村。
そんな彼らにイライラする金丸。


『前にも言ったけど、お前は体が柔らかいから
他の奴等とは違う動きができる、そこだよお前の持ち味。』


Aは必ず適格なアドバイスをくれる。


「あいざわーー!!ありがとーー!!」


と叫ぶ沢村にAは手を振り替えした。

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トリ - 蜜甘さん» ありがとうございます。更新頑張ります! (2014年11月6日 5時) (レス) id: 19e2cf9ec9 (このIDを非表示/違反報告)
トリ - スズさん» あ、それは嬉しい。ほんとに。ありがとうございます。ほんとに。 (2014年11月6日 5時) (レス) id: 19e2cf9ec9 (このIDを非表示/違反報告)
トリ - 翔織さん» ありがとうございます!これからもそう言ってもらえるよう頑張ります! (2014年11月6日 5時) (レス) id: 19e2cf9ec9 (このIDを非表示/違反報告)
蜜甘 - とてもおもしろいですこれからも更新頑張ってください! (2014年11月5日 18時) (レス) id: 6a4a3a7dce (このIDを非表示/違反報告)
スズ - すごく面白いです!今一番はまってます!!更新頑張ってください!!! (2014年11月5日 16時) (レス) id: 90f76f9e5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トリ x他1人 | 作成日時:2014年9月30日 4時

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