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昼、Aは金丸と学食を食べていた。

野球部の生徒は弁当を持っていないから
よくこの食堂を利用する。


「聞いたか?夏までに二軍から二人一軍に選ばれるらしいな」

『あーらしいな』


Aは二軍なため、そのチャンスを取ることはできるが、あまり興味がないようだ。


「まぁ、俺には関係無いけどな」

『そんなこと言うなってー』


何とも言えない顔をするA。
そんなAを見て

(気を使わせてしまったか)

と、心の中で金丸は思った。



「あんまり興味なさそうだな」

『ん?んー、まぁ、そうかな』

「まぁお前らしいか」



金丸のそのセリフに二人揃って笑顔になる。
やっといつもの明るい雰囲気になった。


『そんなことより聞いてよー!担任がさー、』

「お前、そんなことってなー」



Aが、今日あったことを話し出した途端、突然話に入ってきたのは御幸。

Aは御幸に、相変わらず驚かねーな、
と言われたが、見えているので当たり前である。



「いつもふざけているお前らが珍しく静かに食ってると思ったら、一軍入りの話か」

「ふざけているのはこいつ一人です」

『え』

「で、何だ、お前、一軍に来たくねーの?」

『...行きたくないという訳じゃ無いんですけど...まぁ、良いじゃないですか、何だって』



Aは一軍という言葉に対して微妙な心情だ。ここの一軍は楽しいところだってわかっているけど、それでも。

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トリ - 蜜甘さん» ありがとうございます。更新頑張ります! (2014年11月6日 5時) (レス) id: 19e2cf9ec9 (このIDを非表示/違反報告)
トリ - スズさん» あ、それは嬉しい。ほんとに。ありがとうございます。ほんとに。 (2014年11月6日 5時) (レス) id: 19e2cf9ec9 (このIDを非表示/違反報告)
トリ - 翔織さん» ありがとうございます!これからもそう言ってもらえるよう頑張ります! (2014年11月6日 5時) (レス) id: 19e2cf9ec9 (このIDを非表示/違反報告)
蜜甘 - とてもおもしろいですこれからも更新頑張ってください! (2014年11月5日 18時) (レス) id: 6a4a3a7dce (このIDを非表示/違反報告)
スズ - すごく面白いです!今一番はまってます!!更新頑張ってください!!! (2014年11月5日 16時) (レス) id: 90f76f9e5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トリ x他1人 | 作成日時:2014年9月30日 4時

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