エンジン ページ13
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澤村先輩と田中は、イタズラが成功したというような楽しそうな笑顔で笑っている。
いきなり連れてこられて慌てていた日向と影山も、どこか幸せそうだ。まぁ日向はそもそもチームメイトが少なかったし、影山は嫌われてたからな…。チームの熱というものを直で感じたのだろう。月島は不満そうだが。
やがて円陣が解かれ、みんながもとのポジションにもどる。しかし日向だけはその場から動かず、自分の握ったままの拳を目を爛々とさせながら興奮していた。
日向「ち、チームっぽい…！！」
田中「あﾞぁﾞん？」
その発言を拾った田中が、片眉を上げながらいかつい声で振り返った。
田中「チーム��っぽい��じゃなくて、チームだろうが。」
ふんっ、と鼻息を荒くしながらドヤ顔で言ってのけた田中に日向の目がさらに見開かれる。数回そのまま瞬きを繰り返した後、ぶるりと一度肩を震わせた。
日向「オス…！！オース！！」
田中「？」
心底嬉しそうに楽しそうに幸せそうに、体全体で喜びを体現しながら返事をする日向。
若干変なポーズでガッツポーズするものだがら、田中が不思議そうに顔を傾げていた。かっこいいことを言った自覚は全くと言っていいほどないのだろう。
さすがバカ、と言いたいところだが、それが田中の長所であり短所なのだ。
矢巾「…おい、あの
金田一「1セット目と様子違いますね…。」
ネットの向こう側から聞こえてきた敵の声。影山の肩をたたきながらネットの向こうを顎でさせば、影山も気づいたようで耳をすませた。
影山「よしびびったか？びびったな？」
貴「本当にちゃんと警戒してくれるなんて、計画通りで面白いな…。」
影山「そっすね…さて。」
そこでくるりと後ろを振り返った影山。
影山「日向が動き出したところで＿＿＿反撃、行きましょう。」
そう言って、頼もしい顔で笑った。
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雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんこそ、こんなご時世ですのでお体にお気をつけてお過ごしください！お気遣いありがとうございます！ (2022年6月14日 22時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 雨智よゐさん» 頑張ってください…！ただ、頑張りすぎて体調崩したりしないように頑張ってください(？) (2022年6月14日 6時) (レス) id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» 暖かい応援コメントありがとうございます…！！これからも皆様のもとに面白さが届けれるよう頑張ります…。続編もよろしくお願いします！ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます〜！🎉こんなに長々と書いてしまっている作品を未だ読み続けてくださりありがとうございます…。玲さんこそ！体調にはお気をつけてお過ごしください！ (2022年6月14日 6時) (レス) @page49 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！更新頑張ってください！！ (2022年6月14日 5時) (レス) @page50 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年4月23日 0時
