【呪術廻戦】神憑きの者、呪いを祓う

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:1,003 hit

ーーこの世には、人ならざるモノに憑かれし人々が居る。

それは、先祖代々受け継ぐモノであったり選ばれたモノもある。⋯⋯多種多様とはこの事だ。

憑かれるモノを、上げるならば多くは゛獣゛に憑かれやすい。獣には、人間のように思考する事が無い畜生だからとも言えるだろう。

ただ、そこにあったから憑かれたり。気に入られたり、何かの代償など理由を上げればキリがない。

だが、ある所に珍しいモノに憑かれた一族があった。その一族は、とある異形や呪いを祓いし者の家系であった。

その血筋は、魑魅魍魎が多く溢れたと言われる平安の頃より前からあった長い家系。その者たちは、ある時より゛神゛に憑かれた。

神、と言っても神聖なるモノでは無い。人、獣を喰らった神。だが、その飢えに果てはなく遂にはーー同族であり同胞たる、神すらも喰らった神殺し神喰いを侵してしまった神。

その神は、神を喰らいて禍々しきモノへと変貌を遂げた。その神を見兼ね、その一族は神を元に戻そうとしたがソレは叶わず⋯⋯。

その神は、もはや手遅れに近かった。けれど、一族の当主はある事を思いつきソレを成した。

゛我らの身に、彼の御方を鎮め、癒やそう゛とーー執筆状態：連載中