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楓「隼ってさー、Aは玲於の事が好きとか思ってたでしょ？」
『え？何それ？』
玲「あっ、それ俺も思ってた」
多分勘違いしてんなーって。
隼「じゃあ、教えてくれたら良かったのに…」
玲「俺が言っても信じねえだろ？」
楓「やっぱり思ってたんだ！」
あっ、って隼の声が漏れる。
何それ何それ何それ。
まさかそんな事思われていたなんて…
隼を好きって悟られないように、玲於の側にいる事が多かったから？
隼「……2人は両思いかと思ってました…」
玲於と楓から問い詰められ、素直に認める隼。
楓「やっぱりねー」
玲「俺がAを好きとか、絶対ないから」
『ちょっと』
そこ、別に強く否定しなくても良くない？
玲「じゃなくて、隼と同じ人好きになるとか絶対ないって事」
玲於がハッキリと言い切る。
『それって…隼とライバルになりたくないって事？』
楓「そんなの好きになったら分かんないじゃん」
玲「うーん、でも“隼の好きな人”ってだけで、もうそういう目で見なくなる気がする」
隼は大事な仲間だから、簡単に壊したくないって。
玲於にとって隼は大きな存在。
きっと隼にとっても。
恋愛とは違う大切な関係…
私には入る余地がない隼と玲於の深い絆。
ちょっと妬けちゃうな
なんて…
玲「まあ、A色気ないし、“女”として見る方が難しいわ」
隼「ぷっ」
玲於の言葉に隼が吹き出す。
『え、何で隼が笑うの？』
フォローする立場じゃないの？
楓「まあ、それは否定できないかも」
楓まで…
『わ、私だって、玲於の事“男”として見た事ないし』
お互い様だから！
玲「まあ、だからこうやって男女の友情が成立してんだけどさ」
隼「俺も玲於と同じ人好きになりたくない」
玲「だろ？」
隼「だって、玲於のがモテるし…」
楓「そっち？」
玲「バカじゃねえの」
本当は玲於にそう言われて嬉しいくせに…
まあ、玲於にはきっとお見通しだろうけど。
楓「後フリーは玲於だけかあ」
隼「頑張れや」
玲「お前が言うな」
『玲於はすぐできるよ』
本当にいいやつだし。
玲於が幸せだといいなって心からそう思う。
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あず(プロフ) - しゅうさん» コメントありがとうございます。不器用な隼くんを描くのは私も楽しかったので、また機会があれば描いてみたいと思います(^^) (2018年7月26日 23時) (
レス) id: 30ff9accf8 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう(プロフ) - 隼くん。めっちゃ良かったです！不器用さにきゅんきゅんしました！隼くんの小説少ないので、ぜひもっと書いて下さい★ (2018年7月22日 19時) (レス) id: 9acbcf9b49 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - えりなさん» コメントありがとうございます。よろしければもう少しお付き合いください(^ ^) (2018年3月3日 1時) (レス) id: 7a47056526 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - とても良かったですキュンキュンしました (2018年2月25日 19時) (レス) id: 7f525f8379 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - NaTsuKiさん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです(^^)後もう少しなのでお付き合い下さい。 (2018年2月24日 9時) (レス) id: 7a47056526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あず
| 作成日時：2017年3月18日 20時
