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楓「やっとくっついたかー」
玲「お前らもどかしいんだよ!」


報告会と称していつもの4人で飲み会。

楓には今初めて報告したはずなんだけど…


楓「2人とも好きなんバレバレだし、隼なんて好きな子イジメてる小学生かって。Aも隼を意識し過ぎて不自然な時あるしさあ。何回かそれとなく聞いても、2人とも全然認めないわ、あんまり突っ込むと意地張るし、そっと見守るしかないよねって玲於と言ってたんだよね」


玲「いやー、さすがにシビレ切らしちゃった…」
楓「私も、もう何回言ってやろーと思ったか…」



何それ。

そんな風に2人は言ってたの?


あれ?

ジタバタしていたのは、私らだけ?



隣に並ぶ隼の顔は見えないけど…

きっと、同じように真っ赤に違いない。




楓「どっちから告白したの?」


隼「どっちでもいいじゃん」

楓「Aでしょ?」

玲「え、隼じゃねーの?」

そういう流れだったはずじゃあ

と、玲於が驚いている。



隼「ま、それは置いといて…かんぱーい!」
玲「それ終わったから」

ごまかそうと大声でビールグラスを上に掲げるけど誰もついて来ず。


楓「本番ヒヨったパターンだね」

隼「……」


やっぱ長い付き合いだけあって

楓、鋭い。



玲「まあとにかく、ちょっとは成長しろよなー」

楓「ホントに」


『そだよ、隼』

玲「いや、Aもね」


隼の事だけ言われているのかと思えば、流れ玉が私に降りかかってくる。


まあ、確かに。


こんなにこじらせたのは、私も意地を張っていたせいだけど…。


返す言葉もなく、グラスに口をつけると

隣に座っている隼の肩が震えている。


笑っているけど、お互い様だからね!

58→←56 ー 隼 side ー



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あず(プロフ) - しゅうさん» コメントありがとうございます。不器用な隼くんを描くのは私も楽しかったので、また機会があれば描いてみたいと思います(^^) (2018年7月26日 23時) (レス) id: 30ff9accf8 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう(プロフ) - 隼くん。めっちゃ良かったです!不器用さにきゅんきゅんしました!隼くんの小説少ないので、ぜひもっと書いて下さい★ (2018年7月22日 19時) (レス) id: 9acbcf9b49 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - えりなさん» コメントありがとうございます。よろしければもう少しお付き合いください(^ ^) (2018年3月3日 1時) (レス) id: 7a47056526 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - とても良かったですキュンキュンしました (2018年2月25日 19時) (レス) id: 7f525f8379 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - NaTsuKiさん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです(^^)後もう少しなのでお付き合い下さい。 (2018年2月24日 9時) (レス) id: 7a47056526 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あず | 作成日時:2017年3月18日 20時

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