世界恣意的愛2

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｢でも、私がどうにかしなきゃ！！｣


｢それが駄目なんだってば。あのね、真白。さっき言ったこと、覚えてる？｣


｢ウォルピスを助けて？｣


｢うん。それともう一個、加えてもいいかな。｣


｢できること、なら｣


｢真白｣




Souちゃんにふわりと抱きしめられる
Souちゃんのからだは、小刻みに震えていた

じわじわと濡れていく自分の服をみて、Souちゃんが泣いていることが分かる





｢お願い、死なないで。｣


｢もう、遅いよ、？私、死ぬよ。｣


｢だめ、お願い、死なないで｣


｢…無理、だよ｣


｢無理じゃない！！お願い、生きてよ。自分のためじゃない。誰かのために、生きて｣


｢でも、私は…｣


｢わかってる。精神的にも肉体的にも限界が近づいてること｣


｢なら、なんで！？もう私は死ぬことを受け入れてるのに、そんなこと、言われたら…！｣




そうだ、もうずっと前から、受け入れていたのだ。
自分の死を、受け入れた。

この国のために
まふのために

Souちゃんの言う通り、限界が近づいている。
早くどうにかしなくてはいけない。
だから、焦ってる。



｢探そ、生きる方法を。｣


｢探すって、どうやって｣


｢まだ、わからない。でも、真白のやらなきゃいけないことは、絶対にこの国を守ることだけじゃない。｣




ちゃんと生きて、幸せになることだよ。
自分の幸せを考えて
他の人のことばっかじゃなくて、自分のことも考えて。

皆、真白を守ろうとしてるんだから、素直に守られてほしい


なんてSouちゃんに言われて、
私はどうすればいいかわからない。
だってもうどう頑張ったって、私は助からない。
そんなことSouちゃんが1番わかってるはずなのに。




｢ないよ、私が助かる方法なんて。｣


｢あるよ。｣


｢アン、さん？｣


｢真白が助かる方法、絶対に見つけ出すから。僕らを信じて。真白｣


｢アンさんまで、何言って…｣


｢あーもうほんと頑固だな！！！信じろって言ってるの！だから真白は焦らないで、精神面でも鍛えてなって！！｣




Souちゃんは、優しく笑ってそう言って、
ぐしゃぐしゃっと雑く頭を撫でてくる

お願い、信じて？
と言うSouちゃんは、今までで一番優しい顔をしていた。

そして
代わりにウォルピスのこと頼んだよ！！なんて言うと、上機嫌で部屋から出ていった






『信じて』







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何書いてんだか自分でもわからん。

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