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「おはよ、早くない？」
まふまふ さんと二人で話していると、神崎さんが起きたようで声をかけてくる
神崎さんの言葉を聞いて、確かに、、、とまふまふさんが呟く
なんで、この人たちの心はこんなに綺麗なんだろう。
私なんて、たかが知り合いの妹でしょ？
神崎さんはともかく、まふまふ さんなんて、本当にただそれだけのはずなのに。
「またなんか余計なこと考えとるやろ。なんも考えんで素直に甘えとけばいいの」
まだ子供なんだから、と頭をくしゃくしゃに撫でてくる
その子供に手を出してるのはあなたなんですけどね
「ただ目が覚めただけのようには思えんけど？何？」
「ちょっと思い出しちゃって、寝れなかっただけです。」
「ふ〜ん。じゃあちょうどいいや。俺まだ寝足りないから抱き枕になって。」
「はい？」
いいからいいから、と私の有無すら聞かずに背中を押され、自室に連れて行かれる。
そのまま布団に投げ出され、文字通り抱き枕にされる。
後ろからすぐに寝息が聞こえて、本当に抱き枕にして寝るだけなんだ、と少し驚く。
背中から、神崎さんの温もりが伝わってくる。
ああ、なんだ。本当に不器用なんだな、この人は。
これも全部、私のためか。
くるりと体の向きを変えて、眠っている神崎さんの顔を眺める。
眠りながらも抱きしめる力を強くしてくる神崎さんの胸に顔を埋め、私は眠りについた。
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「ん〜〜〜あれ、まふじゃん、おはよ。Aは？」
「あ、おはようございます、そらるさん！ついさっき、るす君が寝かせにいきました。」
先ほど話していたときの彼女の顔を思い出す。
あの子はいつも、すぐ感謝の言葉を述べる。その後すぐ、不思議そうな顔をする。
なんで私なんかにこんなに優しくしてくれるのだろうか。と言う顔をする。
あの子はとても顔に出やすくてわかりやすい。
でもね、Aちゃん。感謝しているのは、僕の方なんだ。
るすくんを、変えてくれてありがとう。
Aちゃんはそんなつもりはなくても、実際にそうなんだ。
「まふ、嬉しそうだな。」
「はい、るすくんのあんな顔、久しぶりに見れたから。」
俺も、お前のそんな顔、久しぶりに見たよ。
僕の言葉にそう返したそらるさんの顔は、今までに見たことがないくらい優しい顔をしていた。
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水奈(プロフ) - はじめまして。色んな作品にふらっと寄っていつも読ませていただいているのですが、こんなにいい作品があるのに驚きを隠せませんでした。。この作品の世界に感情を寄せられるように読み進められました。密かに続きを楽しみにしています。 (2020年6月29日 2時) (
レス) id: c23061aaff (このIDを非表示/違反報告)
おれんぢ(プロフ) - お話好きすぎます…(´；ω；｀)更新楽しみにしてますね＞＜ (2019年7月29日 16時) (レス) id: 9de4de3d6f (このIDを非表示/違反報告)
ゼリー(プロフ) - あっしさん、受験大丈夫ですか！？続き早く読みたいです。。更新お願いします！！（泣き） (2019年2月9日 11時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ。(プロフ) - 受験頑張って下さい！！応援してます！ (2018年9月25日 23時) (レス) id: 5a1ce17901 (このIDを非表示/違反報告)
ゼリー(プロフ) - 最高ですっ……///まじで、luzくんがかっこいいです。確かに最初の出会いとかやってることは不純やけど、でも、なんやかんや助けてくれるところ最高でした。作者さん天才です。更新頑張ってください！！応援してます！ (2018年9月3日 20時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あっし | 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/user/aceofsexyzone
作成日時：2018年8月10日 22時
