第26Q ページ27
＊
「A！早く部活行こうぜ！」
『ちょ、大輝！先に掃除！』
「いいだろ。減るモンじゃねーし！」
『逆に増えるよ！』
「は〜早くバスケしてーな…」
「A。今日、どうした？元気が無い様だが」
『ん？ちょっと風邪気味かな』
「無理はするなよ。体調が悪くなったら桃井に言って休ませてもらえ。虹村さんには俺から伝えておくから」
『ありがとう。征はやっぱり優しいなぁ』
「Aとは一番付き合いが長いからかな。些細な事も俺は見逃さないよ」
『大輝？どういう事？』
「好きじゃなくなったっつってんだよ」
『私はまだ、大輝が好きだよ。大好き』
「こんな俺と居んの、嫌だろ」
『征？どうしちゃったの？』
「藍川か。別にどうもしていないが？」
『変、だよ…』
「変じゃないさ。僕は赤司征十郎だ。もう、僕に君は必要ない」
パチッと目が覚める
起き上がって頭を抱える
時間を見ると時計の短針は5時を指していた
変な汗もかいていて妙に心臓がうるさい。久しぶりに見たな、この夢
夢っていうか思い出？
『征…大輝…』
まだ、夢に出てくる
久々に黄瀬とバスケしたからかな
少し昔の黄瀬に戻って嬉しいと思ったからなのか幸せだった時の事も思い出した
何より一番思い出にあったのが征と大輝だった
征とは小さい頃からずっと一緒
大輝は初めて好きになった人
幸せは少しずつ、時間をかけて作られていくのに壊れる時は本当に一瞬だった
『征…また、名前で呼んでよ』
征は今、
電話だって簡単に出来る
でも、しないのはもしかしたらまた征に拒絶されるんじゃないかもって思ってしまうから
必要ない、いずれそうなるとは思ってた。でも、それはまだ先の事だって、征ならって甘えすぎてた私が悪い
私は、本当に勇気がない
＊
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名無し86508号(プロフ) - 来希さん» お願いしますm(_ _)m更新、楽しみに待ってます！ (2016年5月8日 19時) (
レス) id: c7aadbed13 (このIDを非表示/違反報告)
来希(プロフ) - 名無し86508号さん» ありがとうございます。そんな大それた事を出来ると思いませんが読ませていただきます！ (2016年5月8日 19時) (レス) id: 60f7ab75e8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し86508号(プロフ) - 題名は『狂った果実と毒林檎』です！連続コメントごめんなさい！よろしくお願いしますm(_ _)m (2016年5月8日 16時) (レス) id: c7aadbed13 (このIDを非表示/違反報告)
名無し86508号(プロフ) - もらえませんか！？狂っ狂った果実と毒林檎』です。 (2016年5月8日 16時) (レス) id: c7aadbed13 (このIDを非表示/違反報告)
名無し86508号(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！私も黒バスの小説を書いているのですが、作品の評価、コメント(アドバイス)しても (2016年5月8日 15時) (レス) id: c7aadbed13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来希 | 作成日時：2016年5月8日 8時
