episode.23 ページ26
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時刻は18時。
部活が終わり挨拶をすませみんなマネ室にいる
「Aと御幸くんってできてるの?」
幸先輩がニヤニヤしながら
嬉しそうに聞いてきた。
でもその期待は裏切っちゃうけど、
「できてないですよ!」
そう言うと幸先輩は「なんだよ〜」っと言って
唯先輩の隣に座った
「あっ、今日使った保冷剤冷凍庫に閉まってないかも!!Aと春乃、見てこれる?」
「了解です!」
貴子先輩にそう言われマネ室を出ようとすると、
「うちも行く!」
と言って沙月が来た。
いや、3人もいらないし
…目的地は部室
いこーる、みんないるわけだから〜…
「お、沙月。何しに来たんだ?」
「保冷剤の確認です!!」
「聞いてくれよ!こいつがさ〜…」
「あははは!!おもしろいですね!」
こうなるよね、分かってたよ
沙月は予想通り何もせずに部員と話してるだけ。
結局、保冷剤は閉まってあったから
マネ室に戻ることにした
「沙月〜マネ室戻るけど」
「先輩、実はバカなんですか?」
「なんだと?」
私の声を無視して先輩と話す沙月
春乃の顔もすっごくこわばってるし。
可愛い顔が台無しですよ。
「お〜、A、吉川」
「倉持先輩、お疲れ様です」
「ん、」
のこのこと近づいてきたのは倉持先輩
泥だらけのユニホームには、
目立つようにアナが空いていた
「あ、そーだ。御幸がユニホームのこと言ってたぞ」
「あ、明日持っていきます」
「ついでに俺のやつも縫ってくれ」
「了解です」
そう言って倉持先輩は戻っていった
結局、沙月を置いて2人で戻った
「お、保冷剤どーだった?」
「ちゃんと片付けられてました!」
「…沙月ちゃんは?」
3人で行ったのに1人いないことを
疑問に思わない人なんていないと思う
唯先輩のその問に私は、
「あ〜…まだ部室で何かしてますよ」
そう言った
幸先輩の「あー…なるほどね」の声に
貴子先輩、唯先輩も納得したかのように、
声をそろえて、
「「あ〜…」」
「ほんと大好きなんだねぇ」
「特に御幸くんのこと大好きだよねぇ」
「でも一也先輩はいませんでしたよ」
「あら残念なこと」とふざけながら幸先輩は言った
ほんと何してるんだろ、あの子。
...........
「なんで2人でさっさと戻ってちゃったの?!」
「「えっ」」
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やきゅ。(プロフ) - ありがとうございます!!!ほんと良かったです(笑)はい!!頑張ります!!!! (2016年9月18日 23時) (レス) id: 8b96d83d0b (このIDを非表示/違反報告)
月の下(プロフ) - 完結おめでとうございます!最後みんな仲良くなってすごくよかったなぁ〜( ´ ▽ ` )って思いました!これからも頑張ってください!! (2016年9月18日 21時) (レス) id: 8e9e795255 (このIDを非表示/違反報告)
やきゅ。(プロフ) - もっさんズさん» 初めまして!!ありがとうございます!!そう言って頂けるだけで嬉しいです(;;)こちらこそこんなつまらない作品を読んで下さりありがとうございました!!! (2016年9月13日 5時) (レス) id: 8b96d83d0b (このIDを非表示/違反報告)
もっさんズ(プロフ) - おつかれ様です!更新おつかれ様です!楽しかったです!ありがとうございました! (2016年9月13日 0時) (レス) id: 08bfc6c823 (このIDを非表示/違反報告)
やきゅ。(プロフ) - もっさんズさん» 初めまして!!(´∀`*)本当ですか?!すっごく嬉しいです…(;;)ありがとうございます!!頑張りますっ!!!! (2016年9月9日 6時) (レス) id: 8b96d83d0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やきゅ。 | 作成日時:2016年7月17日 21時