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episode.14 ページ15

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唯先輩に仕事が終わったら外野の方にボトルを持って行って〜と頼まれた私は、

ポカリの粉を取りに部室へ行く

部室には春乃がいた




「春乃〜」

「A〜!外野の方にボトル作ろ!」



「よいしょ」と言って氷と粉を持つ春乃。
…嫌な予感しかしないのは私だけでしょうか


思った通り春乃は氷を床にばらまいた




「あわわわわわ!氷が…!!!」

「落ち着いて春乃!」



「ほんとごめんほんとごめん!!!」とペコペコと頭を下げる春乃



氷を集め終わって部室から出た時、

はるっちと話している沙月の姿が見えた




「春市くんのお兄さん背、ちっちゃいよね!!!!!」

「それ兄貴に言ったら怒られるよ」



はるっちは優しいから沙月を冷たく突き放さないけど、はるっちじゃなかったらね〜




「…てか、タンクとか沙月がやってたんじゃないの?」

「私が見た時、東条君と話しながらどっか消えていったよ」



「はぁ…ほんと無理なんだけど」と言って春乃と2人揃って歩き出す



粉を入れ、氷を入れてボトルを作り出そうとした瞬間。




「あー!!うちやるから2人は違う仕事やってていいよ〜!!今日、ボトル作るのうちが担当だしさ!」



と言って私の手からボトルを奪う沙月。
…とか言ってさ、途中いなくなってたのは誰よ。




「え、さっきまでいなかったじゃん。何言ってんの?」

「仕方ないじゃん!!東条君に捕まったんだから!!」



「…私見てたけど沙月ちゃんから話しかけてたよ?」
そう言う春乃に対して沙月は、



「んじゃなに?うちがサボってたとでもいいたいわけ?」



半ギレで言ってきた。
もうなんなのこの子。



「いや別にそう言ってるわけじゃないよ?」

「ならうちがやるから2人はどっか行って?」



…この言い方にはさすがにいらっときた私。
こうなったら最終手段。



「いや、唯先輩に頼まれたんさ。だからやろうかなーって。」

「なんで?先輩に頼まれた人しかやっちゃダメなの?」

「頼まれた時、ボトル作ってなかった沙月が悪いんじゃん」



そう言うと沙月は「もういいよ、好きにして」と言ってどっかに行った。



ほんとにイラつくんだけど。



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やきゅ。(プロフ) - ありがとうございます!!!ほんと良かったです(笑)はい!!頑張ります!!!! (2016年9月18日 23時) (レス) id: 8b96d83d0b (このIDを非表示/違反報告)
月の下(プロフ) - 完結おめでとうございます!最後みんな仲良くなってすごくよかったなぁ〜( ´ ▽ ` )って思いました!これからも頑張ってください!! (2016年9月18日 21時) (レス) id: 8e9e795255 (このIDを非表示/違反報告)
やきゅ。(プロフ) - もっさんズさん» 初めまして!!ありがとうございます!!そう言って頂けるだけで嬉しいです(;;)こちらこそこんなつまらない作品を読んで下さりありがとうございました!!! (2016年9月13日 5時) (レス) id: 8b96d83d0b (このIDを非表示/違反報告)
もっさんズ(プロフ) - おつかれ様です!更新おつかれ様です!楽しかったです!ありがとうございました! (2016年9月13日 0時) (レス) id: 08bfc6c823 (このIDを非表示/違反報告)
やきゅ。(プロフ) - もっさんズさん» 初めまして!!(´∀`*)本当ですか?!すっごく嬉しいです…(;;)ありがとうございます!!頑張りますっ!!!! (2016年9月9日 6時) (レス) id: 8b96d83d0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やきゅ。 | 作成日時:2016年7月17日 21時

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