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｢なんや〜、せっかくのクリスマスなのに。
やる気でぇへんなぁA｣
『まぁね、でも、ストレス発散になるから』
京都の地に降り立った俺は、直と一緒に行動をして、現れた呪霊を殺すだけの単純作業をしていた。
｢は〜、敵の本陣は東京の方なんやろ？こっち雑魚しかおらへんやん。あ、A取り込みすぎんなや｣
『大丈夫だって、チョーカー着いてるでしょ？』
するりと指をすべらすようにチョーカーを触る直、びっくりして肩を思わず揺らす。
｢……どうして急に見えるようにしたん？｣
『俺、死にかけた時にさ、すっげぇ心配されて、チョーカーつけてるかってめちゃくちゃしつこく聞かれて……一々答えるの面倒だからこうやって見えるようにした』
｢ふぅん……でも、他んとこの犬見とるみたいでいややぁ｣
『犬て、なら、お前がチョーカー買ってくれればいいだろ』
術式は俺が書き込むし、というとめちゃくちゃに笑顔になった直、そんなに嬉しいか？俺的には付ければなんでもいいんだけど……まぁ勿論あんまり目立たないやつね。
｢そうと決まれば、はよ雑魚ぶっ殺して選びに行こか｣
『え、今日行くの？』
｢当たり前やろう？俺からのクリスマスプレゼントやから｣
『……あんま派手なのはずっと付けれないからやめろよな』
更ににまーっと嬉しそうにする直、まぁそんなに楽しそうならいいんだけれど。今つけてるチョーカーもかなり使い込んでいるから買い替え時だと思っていたし、丁度だろう。
それから直は笑顔で雑魚を倒していた。
目の前の、と武器を振り下ろした時、呪霊が逃げるように消えた。
｢消えたっちゅうことは、敵さん引いたな｣
『そうだね』
あの消え方だと、姉さんも上手く逃げたみたいだな。
よかった……姉さんを殺すのは俺だし。ここで誰かに殺されたらたまったもんじゃない。
｢ほな、一旦本部戻って報告しよか｣
『おう』
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雪だるま - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！ (2021年4月10日 15時) (
レス) id: db12e25c78 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 続編おめでとうございます！これからも、更新頑張ってください！ (2021年4月6日 11時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杜若 | 作成日時：2021年4月6日 7時
